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zoom RSS 2015年度 ごみつ大賞発表!

<<   作成日時 : 2016/01/01 23:39   >>

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明けましておめでとうございます

今回で10回目を迎えた恒例の「ごみつ大賞」ですが、過去9回分の記事が失われてしまいましたので、今回より気持ちもあらたに再スタートいたします。

さて昨年は後半、引っ越し作業に追われて作品観賞数が激減してしまいました。もと記事もありませんので、簡単に作品データも記載させていただきました。

例年通り、新旧作を問わず昨年初見の作品からチョイスさせていただいています。
ドラマ部門は昨年はほとんど観賞できていないので今回は休止して今年の作品と一緒にさせていただこうと思います。

  ごみつ大賞 映画部門

昨年は84本観賞いたしました。
いつもよりかなり少ないので今回は3本のチョイスにしました。3本とも甲乙つけがたい傑作映画です。

1位 「ニーチェの馬」
A Torinoi Lo
2011年/ハンガリー (監)タル・ベーラ
(演)ボーク・エリカ デルジ・ヤーノシュ
☆☆☆☆

画像


極限まできりつめられた映像世界。神話的な世界観。神なき世界に生きる人間達の絶望的な孤独。そしてその中で描かれる、人間の営みの荘厳さに圧倒されました。文句なしで私にとって昨年のベストワン映画です。

2位 「鬼が来た!」
鬼子来了
2000年/中国 (監)チャン・ウェン
(演)チャン・ウェン 香川照之
☆☆☆☆

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日本軍に占領された村の人間達と、日本軍兵士達との間に起きた奇妙な人間関係とその後に起きる悲劇を描いた作品です。決して安易な抗日作品などではありません。人間の凶暴性、残虐性が、状況次第でいかにもろくも姿を現してくるか、そしてそれが人間の弱さと背中合わせになっている事が描かれた傑作です。カンヌグランプリ受賞作。

3位 「ラスト、コーション」
色、戒
2007年/アメリカ・中国 (監)アン・リー
(演)トニー・レオン タン・ウェイ
☆☆☆☆

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日本の傀儡政権下で抗日組織の弾圧任務についているトニー・レオンを暗殺するために訓練された女性スパイ(タン・ウェイ)の姿を描いた作品。任務遂行のために彼へ近づいていく彼女が、やがて愛欲にはまっていくまでの、心の葛藤、女の性の描き方が見事の一語でした。アン・リー、凄いです。


 ごみつ大賞 書籍部門

年々読書量が減ってきてしまっていますが、昨年は22冊しか読めませんでした。今回はベストの1冊だけチョイス!

「苦海浄土 わが水俣病」
石牟礼道子著 講談社文庫
☆☆☆★★★

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工場廃水の水銀が引き起こした水俣病。この地に育った著者による患者とその家族の苦しみを描いた壮絶な記録。あまりにもこの病気の背景と悲劇について知らなかった自分の無知が恥ずかしくなりました。昨年、最も影響をうけた1冊です。


 ごみつ大賞 映画音楽部門

2014年版「Annie アニー」から「トゥモロー」を選ばせていただきました。ベタかな・・とも思ったのですが、やっぱり文句なしの名曲なので。

画像


https://www.youtube.com/watch?v=J3JjsP-Meq8


ごみつ大賞 俳優部門

男優 塚本晋也

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「野火」で自ら主役をつとめた塚本監督を!一流俳優も舌を巻く様な見事な演技でした。

女優 タン・ウェイ

画像


「ラスト、コーション」は主役デビュー作品でありながら、あの迫真の演技。こんなに難しい役を体当たりで演じる彼女の迫力と美しさは別格でした。「マッドマックス」のシャーリーズ・セロンと迷いましたが、当時新人だった彼女を選びました。


今年はマンションに引越して、見られるチャンネルの数がかなり増えましたので、テレビ放映ものの観賞が増えそうですが、バリエーションも豊かになりそうです。今年もたくさんの良い作品に出会えます様に。


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タイトル (本文) ブログ名/日時
My Favorite Movies
2015年をふりかえって...昨年見た新作映画、旧作映画、読んだ本の中から、特に ...続きを見る
セレンディピティ ダイアリー
2016/01/05 10:12

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
ごみつ大賞、楽しみにしていました。
どの作品も、ごみつさんがご紹介くださったのをよく覚えているので、ごみつさんらしいなーとなんだか納得のいくチョイスです。
どれも骨太の作品でおいそれとは手を出しにくい?ですが、いつか見たい/読みたいです。心に留めておきますね。

今年もいい作品との出会いがありますように。
セレンディピティ
2016/01/02 01:04
セレンディピティ さん

こちらにもコメント有難うございます。
このベストはけっこう前から決まってました。私にとってはこの3本が圧倒的で、次点で「ジャンゴ」と「野火」かな〜って感じでした。

セレンディピティさん大賞も楽しみにしてますね〜〜。
ごみつ
2016/01/03 00:58
書籍部門として「苦海浄土」を挙げてくださり、とても嬉しいです。第2部「神々の村」と第3部「天の魚」も、機会がありましたら、是非読んでみてください。

著者も参加した、東京チッソ本社前での座り込み、チッソ本社の占拠などの「闘争」がドキュメンタリー調で描かれていたり、裁判に関係して、患者団体そして著者自身の弁護団への不信と怒りが強い調子で表明されていたり、第1部とはかなり違った面もあります。

それでも、やはり一番胸を打つのは、病院で亡くなった子を母親が背負って、その子に語りかけながら線路を歩いて帰宅するというような壮絶なシーン、人の生と死を考えさせずにはおかないような文章でした。
lingmu
2016/01/04 11:26
ごみつさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ごみつ大賞、楽しみにしてました。
今年も映画レビューをよろしくお願いします。
希望はとんでも香港映画です!
kinkacho
2016/01/04 20:58
Lingmu 様

こんばんは!
素晴らしい本をプレゼントしていただいて本当に有難うございました。
もとのブログ記事がなくなってしまったのは残念ですが、本からうけた衝撃は強く私の中に残っています。「神々の村」と「天の魚」も、いずれ是非読んでみたいです。

2部以降はドキュメンタリー要素が強くなるのでしょうか。「苦海浄土」は多分に詩的で文学的な面があったので、違ったスタンスからの文章と、その後の経緯も読んでみたいです!
ごみつ
2016/01/05 01:34
Kinkacho さん

明けましておめでとうございます!
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

今回の大賞はちょっと渋めになっちゃいましたが、作品の出来が圧倒的だった3本なのでちょっとはずせませんでした〜。
とんでも香港映画は(笑)、あんまり見れないかもしれないけど、大映特撮映画のDVDがしこたまたまっています。
もう、何、この映画?」みたいなばっかりなので(笑)、お楽しみに。
ごみつ
2016/01/05 01:39
新年おめでとうございます。またもSW観てしまいましたが、やはり新鮮さには欠けますね。まァ、楽しく観ていたのも事実ですが。たぶん、日本だけでしょうね、世界を席巻しているSW旋風を無視して、「妖怪ウォッチ」が週末の興業成績一位なんて・・・こっちも見ましたけどね。
映画は映画館に限ります・・・というか、自宅だとDVD観るのが面倒で、つい他のことをしてしまいます。
今年は、もう少し読書量を増やすつもりです。年々怠惰になっていますから。
ヌマンタ
2016/01/06 14:19
ヌマンタ さん

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

「スターウォーズ」今日行ってきましたよ!面白かったです!
今の時代にあわせた新しいタッチの作品になってて、私は大いに楽しめました。
いい雰囲気にクラシック3部作のオマージュも盛り込んでありますよね。
またブログ記事でくわしく感想を画きたいと思います。
BB-8がすごく可愛いからフィギュアが欲しいな〜〜。(笑)

本は今年は少し軽めのエンターテインメント小説メインで読もうかな。職場から家がかなり遠くなったので、重たい小説読む体力と時間が持てそうになくて・・。
あと、最近、昔は好きじゃなかった詩が好きになってきたので、詩集とかも読んでみようかしら・・と思ってます。
ごみつ
2016/01/06 20:23
ごみつさん、松の内を過ぎてしまいましたが、改めて、
新年明けましておめでとうございます。

新居&新ブログの居心地はいかがですか?これから徐々に調子を上げて、以前のような"ごみつワールド"を展開してくださいね。

いつもながら、ごみつ大賞、充実されていますね。

フルタイムでお仕事をされながら、DVDが多いとは言え84本の映画鑑賞は凄いと思いますよ。その中から厳選の3本ですね。1位、2位の作品は未見なので、おおいに参考にさせていただきます。

タン・ウェイ嬢は映画初出演ながら堂々とした演技で、これまたエライ度胸のある女優さんだなあと思いました。一流の女優さんて、だいたい肝の据わった「男前」の人が多いですね。「えぇい、来るなら来い」みたいな(笑)。

私は読書傾向がごみつさんとは全く重ならないので、本に関してはコメントできないのですが、高度経済成長期の産業優先の国策が生んだとも言えるチッソの水俣病や京浜工業地帯の重篤な喘息など、日本人として忘れてはならない現代史の一部ですね。水俣病に関してはドキュメンタリー映像を何度か見たことがありますが、本と言うメディアを通して、水俣病についてじっくり考えることも大切なことだと思います。ごみつさん、良いお友達をお持ちですね。

それでは、本年も引き続きよろしくお願いいたします。
はなこ
2016/01/08 21:33
はなこ さん

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたしま〜す。

引っ越してまだ1ケ月たっていないのですが、少しづつ新しい環境にも慣れてきました。
まだもうちょい手続きやら、買わないとならないものやらあって、バタバタしてますが、春咲きには完全に落ち着くだろうと思います。

このBiglobeのブログは、作成が結構難しいんですよ!
記事をつくるのは簡単なのですが、設定するのにHTMLを使いこなさないとならないところがあって、解説読んでもさっぱりなのです。(^_^;)
それで、リンクも作れずにいるのですが、おいおい勉強していこうと思ってます。

今回チョイスした3作は私は本当に堪能しました。「ニーチェ」は好みが別れそうなのですが、「鬼が来た!」はお勧めですよ。どちらもモノクロ映画です。

「ラスト・コーション」のタン・ウェイ嬢は凄かったですよね〜。こんな体当たり演技、なかなか出来ませんよね。

水俣病を含めて、公害問題は、私たちが子供だった頃、本当に大問題になってましたよね。
だから、どういった病気なのかとか、何となくは知ってましたが、背景にこれほど大きな闇があったとは知らず、本当に驚きました。
本は年々、読める量が減ってきてしまってますが、少しでも良い本を選んで読んで行きたいと思ってます。
ごみつ
2016/01/09 00:53

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