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<<   作成日時 : 2016/02/04 20:06   >>

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Black Mass
2015年/アメリカ (監)スコット・クーパー
(演)ジョニー・デップ ジョエル・エドガートン ベネディクト・カンバーバッチ ロリー・コクレイン ジェシー・プレモンス ケヴィン・ベーコン ピーター・サースガード ダコタ・ジョンソン コリー・ストール デヴィッド・ハーバー ジュリアンヌ・ニコルソン アダム・スコット ジュノー・テンプル
☆☆☆★★

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https://warnerbros.co.jp/c/movies/blackmass/

ボストンを舞台に、極悪非道なギャング、ジェームズ”ホワイティ”バルジャーとFBI捜査官の間で交わされた禁断の密約の実態と、次第に狂気が暴走していくバルジャーが手を染めた恐るべき犯罪を描いた実録もの。

最近、お気に入りの俳優、ジョエル・エドガートンが出ているので劇場へ行ってまいりました。
実録ものなので簡単にストーリーの背景を。

1975年、サウスボストン。アイリッシュ系ギャングのボス、ジェームズ・バルジャーは、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。バルジャーの弟のビリーは、州の有力政治家。そして、バルジャーの幼なじみジョン・コノリーがFBI捜査官となって戻ってきた。

J・エドガートン良かったです。

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弟の有力下院議員を演じるのはカンバーバッチ!

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折しもFBIはイタリア系マフィアの掃討を目標に掲げていた。功績をあげたいコノリーは、バルジャーにFBIの情報屋となる代わりに、バルジャーが犯す全ての犯罪をもみ消すと言う密約を交わす。

日本では考えられないくらい、設定が凄い事になっているのですが、FBIはフーバーの時代に、イタリアマフィアから賄賂をうけとる代わりに彼らの犯罪を野放しにし、その結果、イタリアマフィアは手のつけられない位に大きな犯罪組織になってしまっていたのですね。

フーバーがいなくなってから、FBIはそのツケがまわってきて、イタリアンマフィアの撲滅が最重要課題になっていた。

サウスボストンは、アイルランドマフィアの牛耳るシマだったものの、そこへ大型フランチャイズレベルのイタリアンマフィアが進出を狙っていて、抗争になっていたワケです。そこにつけこんできたのが、FBIのコノリー捜査官。バルジャーの協力でイタリアンマフィアは壊滅させられたものの、代わりに大きくなってしまったバルジャーの組織が脅威となってしまう。

この食事のシーン、怖いですよ。

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つけあがったバルジャーは、白昼堂々と殺人を繰り返し、彼の犯罪をもみ消していた事がわかったコノリーは逮捕
され、バルジャーも16年もの逃走の後2011年に逮捕。現在服役中です。

お話は淡々と進み、オーソドックスに語られていくのですが、映画としてはこれと言った盛り上がりもなく、傑作とは呼べない出来なのは残念でした。ただし、行われている内容がショッキングかつ、こんな事ってあり得るの?みたいな内容なので、固唾を飲みながら最後まで緊張感はとぎれる事はありませんでした。

トランプではいつも大好きな母親にカモられるバルジャー。こういうシーンがあるから、なおさら犯罪シーンが恐ろしいんですよね。

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それとバルジャーを演じたジョニー・デップの演技が凄くって、久しぶりで彼の迫力ある演技を見た感じです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」以降、メジャー映画でふざけた演技が多かった彼ですが、もともとはマイナー路線の映画で彼ならではのアクのある演技を見せていた人なので、この作品は原点回帰であるとともに、歳を重ねて迫力をました彼の姿を見せてくれたと思います。

ハゲの常識はずれキャラクターはすでに、テリー・ギリアムの「ラスベガスをやっつけろ」で見せてくれてますしね。

今回、はじめて知ったのですが、ボストンと言うと、ハーバード大学やMITといった大学のある伝統的な町というイメージしかなかったのですが、実は川を越えて南ボストンに入ると、物凄く危険な場所なんだそうです。アメリカ版「インファナル・アフェア」の「ディパーテッド」もサウスボストンが舞台で、J・ニコルソンはバルジャーがモデルなんだそうです。

色んな事を知る事が出来て見て良かったです。アメリカ社会の闇の側面に戦慄させられました。

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「ブラック・スキャンダル」
地縁・血縁とはかように濃いものなのか。アメリカで1975年〜1990年代にかけて実際にあった物語。南ボストンの「サウシー」で生まれ育った3人が…一組の兄弟とその弟の友人とが…、兄は裏社会のボス、弟は議員、弟の友人はFBI局員へと成長し、綾なす関係性の中で生きて行く。こういう作品を観る時に、滅法地理が好きな私は、舞台となる土地の地理的な性質に俄然興味が湧く。常に頭の中にその地の地理的な要素を想起しながら鑑賞するのだ。ボストン…アメリカ合衆国の東に位置する港湾都市。北緯42度西経71度。亜寒帯湿潤気... ...続きを見る
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
サウスボストン、アイリッシュ系ギャング...と読み進んで、私はすぐに「ディパーテッド」を思い出しましたよ。^^ ニコルソン演じた親分のモデルになった人の話なんですね。
ボストンは、ハーバードやMITがあるのはケンブリッジという文教地区ですが、ダウンタウンの方に怖い地域があるのですよね。やはり港町だからでしょうか...。
イーストウッドの「ミスティックリバー」やベン・アフレックの「ザ・タウン」なども、ボストンの犯罪多発地域が舞台でしたね。

ジョニー・デップは私も初期の頃は好きだったのですが、パイレーツ以降ちょっと苦手になってしまって...。でもこの作品はマフィアものだし、余裕があったら見てみたいです。^^
セレンディピティ
2016/02/05 23:50
セレンディピティ さん

こんばんは。
「ミスティック・リバー」もサウスボストンだったんですね!「タウン」は未見なのでこれも見てみたくなりました。

大都市はどこでもそうなのかもしれませんが、必ずちょっと危ないエリアがあるものなんですね・・。
この映画、作品的はそこそこ・・って感じでしたが、色々な背景を知る事が出来たし、実録ものならではの迫力があって楽しめました。DVDになったら是非。

ジョニー・デップで一番好きな映画は「ギルバート・グレイプ」だな〜。ディカプリオがまだ子供で、めちゃくちゃ演技がうまいんですよね。
「パイレーツ」は、実はあんまり好きじゃないんだ〜。「アリス」のマッドハッターとか、ウォンカはけっこう好きです。
ごみつ
2016/02/07 01:42
こんにちは。
私の持論は「坂の多い港町はヤバい」…なので、パルジャー達が知り合いのおばあさんの荷物を運んであげる坂のシーンを見た瞬間に、「サウシーヤバい」と思いました。
ともかく、ジョニー・デップが凄いのはもとより、彼らの絆の濃さに圧倒されました。
ここなつ
2016/02/08 13:18
ここなつ 様

こんばんは!
新しいブログに早速のコメント有難うございます。
年末に引っ越しをしたのですが、それにともなってNiftyを退会したらブログこと無くなってしまいました。
新規ブログのご連絡させていただかないままで、失礼いたしました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ここなつさんのブログ記事も読ませていただきました!
人間の一生が、その人の環境によって影響されるものですが、地理的なものが影響を与える・・っていうご意見、すごく新鮮で面白かったです。
確かにそれもあるのでしょうね。

そうそう、それと絆の強さも凄いし、そのかわりそれを裏切った時の報復も凄いですよね。
IRAに加担したりとか、イタリアンマフィアとはまた違う世界に驚かされました。
ごみつ
2016/02/09 01:05
書き方が悪くてすみません。><
「ミスティックリバー」と「ザ・タウン」はサウスではなくて、ボストン北東部ですが、ここも犯罪多発地域なんですよ。そういえば港町を舞台にした犯罪ものって結構ありますね。
セレンディピティ
2016/02/10 17:26
セレンディピティ さん

お返事ありがとうございます。

ボストンは、南だけじゃなくて、北東部にもデンジャラスゾーンがあるんですね。
いつか「ザ・タウン」を見て、どのあたりで、どんな雰囲気なのはチェックしてみます〜。

港町は港湾労働者が多くて、そういう人達をまとめる元締めみたいな団体が、マフィアっぽくなるのかもしれませんね。
それとやっぱり密輸とかの玄関口だからでしょうか・・。
ごみつ
2016/02/11 02:20
こんにちは! 
遅ればせながら、私も観てきました(^^♪
いやあ、怖かった〜。J・デップの一言一言に、ドキドキ、ビクビクしっぱなしで、ご紹介の食事シーンでは吐きそうになりました(←大げさです)。
確かにエンタテインメント作品としてはメリハリなさすぎですが、「絶対に盛り上げません」という意地みたいなものも感じられて、そこは買いたいです。
デップって、なんか幸薄い感じで、いくら笑っても目が笑っていない(おしなべて表情が薄い)印象があって、だから厚化粧に逃げるのかなあ、と勘繰っていたのですが、まさか泣く子も黙るギャングスターの役がこんなに似合うとは! この調子でサイコパスの役にも挑戦していただきたいです
Tae
2016/03/09 15:40
Tae さん

こんばんは!
おお、Taeさんも行かれたんですね!
この作品、けっこう見てる方が多くて、やっぱりさすがジョニー・デップは人気あるな〜って思わされました。

こういうギャングものって、登場人物がいつキレるのかがわからなくて、ホント怖い作品が多いですよね。
この映画も、裏切り者への制裁のシーンとか凄い怖いし、食事のシーンは見てる方も「勘弁してくれよ〜〜」とビビります。

映画としては盛り上がりに欠けるけど、実話だけにそれくらいで良いのかもしれませんね。

白塗りの変わったキャラはもう飽きたので、ホント、これからは色々な役にチャレンジする彼を見たいですね〜〜。
ごみつ
2016/03/10 00:36

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