ごみつ通信

アクセスカウンタ

zoom RSS 家族はつらいよ

<<   作成日時 : 2016/03/22 16:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2016年/日本 (監)山田洋次
(演)橋爪功 吉行和子 西村雅彦 夏川結衣 中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優 小林稔侍 風吹ジュン 笹野高史 笑福亭鶴瓶
☆☆☆★★

画像


http://kazoku-tsuraiyo.jp/

山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ以来久々に手がけた喜劇作品。「男はつらいよ」を全作制覇している寅さんファンとしては、是非見にいかねばなるまい・・と思い、劇場へ足を運びました。

三世代が同居する一見平和な平田家。ある日、青天の霹靂のごとく、吉行和子演じる祖母の富子が、橋爪功演じる夫の周造に離婚届をつきつける。突然降って湧いた離婚騒動がもとで、一家の様々な問題があぶりだされ大騒動になっていく平田家の様子をコミカルに描いた作品です。

画像


山田監督は本当に作劇のうまい人なので、絶対にはずれない・・という安心感もあり、楽しんで観賞出来ました。雨の平日の午後に見に行ったので、ガラガラだろうと思ってたら、まさかの満席寸前。お客さんは90%くらいがご高齢の方で、きっと昔は寅さん映画を楽しんでいらした世代なのだろうと思いました。

今時信じられないくらいベタなギャグネタなシーンがけっこうあって、それに皆さんが大笑いされてるのが、なんともホっとする雰囲気でした。そうなんですよね、映画ってこうやって楽しむものなんですよね。

画像


「男はつらいよ」シリーズと決定的に違うのは、渥美清っていう強烈なキャラクターがいない事。その分、笑いの演技をキャスト全員でわけあってアンサンブルとしてまとめているのが上手いなと思いましたし、とにかく昔の松竹人情喜劇路線なので、今見るとかえって新鮮な感じもしますし、安心して楽しめる作品としてお勧めです!私はどっちかって言うと笑うよりも、人情部分に反応して泣いてる時間の方が多かったかも。

ただ、ずっこけるシーンみたいのが多用されてて(笑)、もう笑わせるための技術がものすごくクラシカルなのが安心感と懐かしさを感じさせると同時に、若干の物足りなさも感じました。なので、この映画、若い人にはウケないだろうな〜。林家正蔵が「どうもスミマセン」とかいうシーンもべたすぎだし、若い人はわかんないよね。(^_^;)

平田家の飼い犬トト

画像


今月の「文藝春秋」の記事に山田洋次監督のこの作品に関する対談が載っていたのですが、そこで山田監督は「寅さんには狂気があるんですよ。それは渥美さんから発せられてるんですが、とにかく役者としての凄みがハンパじゃなかったです。」みたいな内容を発言されていたのが印象に残りました。

私がこの作品に感じた物足りなさは、その狂気の部分だったんだろうな・・。

「東京家族」のキャストをそのままつかっているとの事なので、近いうちにテレビ放映を録画しておいた「東京家族」も見る予定です!

画像

家族はつらいよ (講談社文庫)
講談社
2015-12-15
小路 幸也

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 家族はつらいよ (講談社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
ごみつさんが寅さんファンだとは知りませんでした。
実は夫も大好きで(全作制覇はしていませんが)、私もその影響でだいぶ鍛えられました。^^;
若い頃はかっこつけてましたが、年とともにだんだん涙もろくなってしまって...こういう笑いに弱いです。
私も劇場に見に行っちゃおうかな...号泣したら恥ずかしいけど。

寅さんの狂気、わかる気がします。この人の前ではウソはつけないな、と思います。
セレンディピティ
2016/03/24 17:47
セレンディピティ さん

こんばんは!
「寅さん」制覇はかなり前なので最近は話題にしてませんが、当時かなりはまって、柴又へも何度か行きましたよ!
私にとっての「男はつらいよ」は、基本的においちゃんが森川信だった8作目までで、初期の作品はリピートして見てます。
最後の方は渥美清がかなり具合悪くなってるので、見ててちょっと辛いです。(/_;)

ご主人は確か、「笑点」もお好きじゃなかったでしたっけ?昭和のほのぼの(でもちょっと辛辣な)お笑いが好きなのかしら?私も今のお笑いより昔の方が好きだな〜。

これは劇場へ行くほどではないと思うけど、まあまあ楽しめますよ!そうそう、私たちくらいの年齢だと、笑いながらも、なんか泣けてきちゃうんですよね。
ごみつ
2016/03/24 19:14
ごみつさん、こんばんは。

私も先週の連休中、(映画館のポイントが溜まっていたので)夫婦で見て来ました。ベタな"昭和の笑い"を楽しんで来ました。

私の時もほぼ満席状態でしたよ。観客の平均年齢はやはり高めで、50代以上の方々が殆どだったと思います。コンスタントに場内から笑いが起きていました。場内の雰囲気もまさに"昭和"でしたね。もちろん、こういう映画もあって良いと思うと思うけれど、昭和世代(私自身もその自覚あり)と共に消え行く運命にあるのかな?

私は橋爪功氏演じる主人公が、うまく言葉を返せないと、すぐ怒鳴り散らすところが正直嫌でした。うちの父がそうだったから。芯に優しさがあっても、怒声で家族を威嚇するのはよくない。でも、昔のお父さんって、そういうタイプの人、案外多かったのかもしれませんね。口下手な"雷おやじ"ってヤツ?

一家が居を構える横浜郊外の住宅街は老夫婦が施設に入り空き家が増えているという話でしたが、私の実家のあった地方のニュータウンでは、私の世代が家族を持ってから、二世帯住宅に改築して戻って来るケースが多いです。浅草の知人のご近所さんも、自分で家を買えない子世帯が老親と同居は珍しくないのだとか。

映画を通して、いろいろ考えさせられます。
はなこ
2016/03/25 23:59
はなこ さん

こんばんは!

この映画の舞台の町は横浜だったんですね!
私、どこなのかな〜って映画見ながら思ってたんですよね。てっきり都内かと思ってました。情報有難うございました。

そうですね、確かに橋爪功みたいなお父さんは、吉行妻じゃないけど、けっこうストレスになるかもですね。(笑)本当に昔のお父さんっていう感じですね。何しろ、昔は、地震・雷・家事・親父っていうくらいですし、今ではちょっと考えられないですよね。

そんなこんなで、昭和風味のホームドラマを楽しめましたけど、確かに私たちくらいの世代を最後?に、こういうドラマは消えていくのかもしれませんね。
ごみつ
2016/03/27 00:31

コメントする help

ニックネーム
本 文
家族はつらいよ ごみつ通信/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる