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zoom RSS ジョン・カーペンター研究 その1 クリスティーン

<<   作成日時 : 2016/10/10 15:33   >>

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Christine
1983年/アメリカ (監)ジョン・カーペンター
(演)キース・ゴードン アレクサンドラ・ポール ジョン・ストックウエル ロバート・ブロスキー ハリー・ディーン・スタントン
☆☆☆★★

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ジョン・カーペンターの80年代の映画を2本見ました。

1981年の「ニューヨーク1997」を見て以来、彼の作品はほぼ追っかけて見てきてますが、彼の作品を見る度に感じる、口で説明出来ない、私にとってはこうある種の魔法めいたものが何であるのかをつきとめたくて、日夜研究を続ける毎日なのです。(笑)

今回見た2本から、まずはその作品の持つ力を再確認していきたいと思います。

映画と同じ年に刊行されたベストセラーとなったスティーブン・キングの長編「クリスティーン」の映画化作品。

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長編を2時間わくにおさめているため、生産された時から邪悪な意思を持っていた一台の1958年型プリマス・フューリーが、持ち主を次々と死に追いやって行くところにお話を絞り込んだ内容になっています。本当は車が邪悪になるまでの話があるのですがそこは完全カットというワケです。

1978年。いじめられっ子の高校生アーニーがある日、朽ち果てた姿でセールに出ていた1958年プリマスに魅入られてしまい購入。売主は車の名前は「クリスティーン」だと告げる。それ以来、彼は人格が変わり荒々しい男へと変貌していくのだった・・。

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やがてアーニーのまわりで、不審な事故でけが人や死者が多発する様になる。車に邪悪な意思がある事を悟った、アーニーの友人のデニスは彼を救うためにクリスティーンを破壊しようとするのだが・・。

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この映画について調べてたら、これアメリカではまずまずヒットした様なのですが、日本では2週間で打ち切りになったそうで、私はその2週間の間に劇場で見られたんだ!と、今、幸福な気持ちに包まれているところです。(笑)

今でも思い出しますが劇場はガラガラ、会社の帰りに銀座へ1人で見に行き、購入したパンフレットのスタッフ紹介のカーペンター監督の写真は間違えて別人の写真だったりして、このわびしさとこの映画の内容、および雰囲気がマッチして、この上のない至福の想い出として私の中に残っています。

この感覚、わかってもらえるかしら・・。これこそが、ジョン・カーペンターの映画を見る正しい姿である事が・・。そしてそれがジョン・カーペンターの作品の放つ魔力みたいなものなんです。

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映画はどう見てもC級寸前のB級映画。知っている俳優はハリー・ディーン・スタントン演じる刑事だけですが、この刑事さん何の活躍もしません。(笑)アーニーを容疑者としてつけまわしていたので、クリスティーンに殺られなくて良かったです。

予算の全てを、クリスティーンの撮影につぎ込んだらしく、つぶされた車がどんどんもとへ戻って行く特撮シーンなんかはなかなか迫力がありました。原作の持つ圧倒的な迫力も映画にはないのですが、きっと、S・キング自身もこの映画嫌いじゃないと思う。エッセンスっていうかベースに流れるものが似たもの同士なところがあるから。


役者達の演技もどうって事もないし、全体的にどうなのよ?っていう作品としか評価しようがなくて、本当なら☆☆☆くらいな映画なんですが、心に物凄く残るんです!忘れられないんです!カーペンターの映画は「フォッグ」とか「光る眼」とか「ゼイ・リブ」とか、みんなそうなんですが、ホントに大した事ないのに、人生の大切な1本になるんですよ。

その謎がなかなか解けないんですよね・・。

さてその2では、そんなカーペンター映画をB級の上からA級の下くらいに押し上げてくれる、カーペンター映画のスター、カート・ラッセルについて語りたいと思います。


クリスティーンは形状記憶だから、「T2」のT1000みたいに溶鉱炉に入れなきゃダメなんだよ!!

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予告編
https://www.youtube.com/watch?v=O08w8CegEeg



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
キングの作品の映画化は、わりと出来がよいものが多いのですが、長編は難しいようですね。この作品もホラーファンの評価は高いけど、一般受けしなかったようです。
ヌマンタ
2016/10/20 10:25
ヌマンタ さん

こんばんは!
スティーブン・キングは映画人にも大人気なので、有名な監督が撮る事も多いので、出来の良い作品が多くなるんですよね。

「シャイニング」とか「デッド・ゾーン」みたいな、ちょっとレベルの高めの作品も大好きなのですが、この「クリスティーン」みたいに、B級レベルな感じの映画の方が、キングらしいっていう感じもします。

これは、有名俳優が全然出てないのが、痛いんですよね〜。原作も凄く面白かったですよね!
ごみつ
2016/10/20 21:31
カーペンター・・・・・・要塞警察は記憶に残っていますが(白兵戦が異様な迫力で。あの俳優さん、若いころ下町で暴れていたくちでは)ほかには・・・・・・ううむ。
だぶるえんだー
2016/10/22 20:48
だぶるえんだー 様

こんばんは!
コメント有難うございます。

私、たぶん「要塞警察」は見てないんですよ。忘れてるだけかもなのですが・・。
その後、「アサルト13」っていうタイトルでリメイクされててそっちは見てるんですけどね〜。

カーペンター映画、「バンパイア最後の聖戦」っていう映画がちゃちいですけど、けっこう面白かったですよ。
バンパイア好きならお勧めです!
ごみつ
2016/10/23 00:06
「ブラインドサイト」
という小説が、バンパイアについてめちゃくちゃこまかく述べて(設定して)いましたよ。ホモ・サピエンスを襲わずにいられなかった理由。文明の黎明期に消えてしまった理由。なるほどと、ひざを打ちました。よくこんなこと思いつくものです。

以前紹介した(もう、お忘れでしょうね)
「ドラキュラzero」
はバンパイアを単に魔物として描いていましたが。
だぶるえんだー
2016/10/29 19:43
だぶるえんだー 様

こんばんは!

へ〜、「ブラインドサイト」面白そうですね。今度、機会があったら読んでみますね。
文庫で上下巻、中古購入しちゃおうかしら・・。

「ドラキュラzero」、覚えてますよ!これは見たいんですよね。
ツタヤで時々、旧作50円の時があるので、その時にでも早速借りてみますね!思い出させていただいて、感謝感謝!

ごみつ
2016/10/30 00:31

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