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zoom RSS パトリオット・デイ

<<   作成日時 : 2017/06/28 21:41   >>

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Patriots Day
2016年/アメリカ (監)ピーター・バーグ
(演)マーク・ウォールバーグ ジョン・グッドマン ケヴィン・ベーコン J・K・シモンズ ミシェル・モナハン 
☆☆☆★★

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http://www.patriotsday.jp/

ピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグのコンビによる実録映画第3段、「パトリオット・デイ」を観に行ってきました。実録ものなので、「バーニング・オーシャン」同様、わりとサラリとした内容だろうと思っていましたが、もとの事件の緊張感もあり、これはなかなかの迫力ある作品になっていました。

2013年4月15日、50万の観衆がつめかけた「ボストン・マラソン」のゴール地点で起きた、爆弾テロ事件を描いた作品です。

ランナー達が次々とゴールインする中、突然の大爆発が起こり、多数の負傷者が出て現場は大混乱に陥る。地元警察官が救護活動と事態の収拾を行う中、FBIが到着。FBIのリック捜査官はこれをテロと断定し、捜査はFBIの指揮下に入る。

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地元警察とFBIとの合同捜査が開始され、徐々に容疑者が明らかにされていくが・・。

「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」と実録3部作を見てきましたが、作品ごとに主題を変えて、地味になりすぎる事もなく、脚色しすぎる事もなく、実際に起きた事件から様々な問題提起をさせていく、ピーター・バーグ監督の手腕に感心させられました。

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今回の「パトリオット・デイ」で描かれたボストン・マラソンの事件は、3本の中で最も最近な出来事で記憶に新しい事もありますが、犯人がたった4日後に逮捕されるまでの、捜査メンバー達の的確で迅速な判断と行動の見事さにまずは驚かされました。

そしてボストニアン達の地元愛が強く伝わってくる作品でもありました。とにかく、実行犯の兄弟2人の逮捕(一人は途中で死亡)までの、展開が凄まじくて、脚色されたアクション映画のごとくでした。あんな銃撃戦が住宅街で行われたんですね、恐ろしい・・。

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映画は、この爆発事件で被害にあった人達のドラマもあわせて描かれていたのも良かったです。

それにしても爆破は、最も多くのランナーがゴールインするスタートから4時間後あたりにセットされていたのも、犯人の大きな悪意を感じます。

テロは許されるべき行為ではなく、立ち向かっていかなければならない驚異ではありますが、この作品を見ながら思ったのは、何でこの兄弟達は、これほどの憎悪をアメリカに対して抱くに至ったのか・・という事でした。これはヨーロッパで相次いでいるテロ事件も同じですが、その事を根本的に考えて対処していかないとテロの根絶に至らないし、犠牲になるのが一般市民である事の問題の大きさをそれぞれの国が認識していくべき時代にきているのをまざまざと思わされました。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
パトリオット・デイ
2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人逮捕劇を、マーク・ウォールバーグ主演、ピーター・バーグ監督のタッグで映画化。事件当日の朝から、事件後わずか102時間で犯人を逮捕するまでを、捜査官、被害者、関わった様々な人たちの目を通して描きます。 ...続きを見る
セレンディピティ ダイアリー
2017/06/28 23:59
「パトリオット・デイ」☆ヒーローは市民
ここには事件を解決する特別なヒーローは一人も出てこない。 それは主役のマーク・ウォールバーグでさえも。 そのかわり市民の一人一人がヒーローなのだ。 ...続きを見る
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2017/06/29 00:30
「パトリオット・デイ」
主演マーク・ウォルバーグ×監督ピーター・バーグ。私にとっては是非モノの作品である。2013年に起こったボストンマラソン爆破事件の真実を描く作品。そう、期待通り大変面白かった。面白かったが、手堅い、手堅過ぎる。手堅いのが悪い訳ではないし、実話を基にした話なのでそもそも事実は歪められない。いや、本作に限らずピーター・バーグ監督は事実を基にした話を題材にして作品を送り出している事が多いが、それらは最近、かなり落ち着いた…ともすると淡々とした、と言っていいような…作りになっていると思う。扇動的なフィクシ... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2017/06/29 17:08

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
おっしゃるように、過度に脚色することなく、事実をていねいに追って作られていましたが、それでも映画のような展開に驚きましたね。
ビデオの分析など、今はこういうこともできちゃうんだな...というのも驚きでした。

そう、この事件が起こった時に、犯人がいわゆる中東ではなくロシア・チェチェン系だったことも驚きました。イスラムを信仰しているとはいえ、アルカイダなどの組織に入っていたわけではなかったようですし...
一体動機は何だったのか。異国の地で閉塞感や疎外感を感じていたのかもしれませんが、それにしてもこれだけの犯罪を起こすに至った心の闇というのは、現代が作り出した病なのかもしれませんね。
セレンディピティ
2017/06/28 23:58
ごみつさん☆
「バーニング・オーシャン」は未見なのですが、描き方や目の付け所は素晴らしいですよね。
やっぱり観よう〜♪と思ったら、既に東京ではおわってしまっていました(涙)

犯人の奥さんとのやり取りは、全く相いれるものがなく平行線だったことが、これらの問題の根深さを如実に物語っていましたね。
ノルウェーまだ〜む
2017/06/29 00:29
セレンディピティ さん

こんばんは!
TBとコメント有難うございます。

中国人の男の子の車を盗んでの逃亡劇なんかが、ホントに映画みたいで、思いのほかアクション映画みたいで驚きました。

私、実は映画を見ている最中も、犯人はずっと中東系だと思ってたので、この記事をつくっている時にチェチェン系だと知りました。

イスラムのテロ組織が、欧米諸国でテロを起こすので、一般のイスラム教徒達が社会から差別され迫害されて、そのせいで阻害された国内のイスラム教徒がテロを起こす・・っていう流れになっているのでしょうが、多文化共生っていうのは理想なのでしょうが、本当に難しい事なのだな・・って思わされますね。
ごみつ
2017/06/29 01:35
ノルウェーまだ〜む 様

こんばんは。
早速のコメントとTBも有難うございます。

そうそう、私もこの映画の中で一番怖いな〜って思ったシーンは、あの奥さんの尋問のシーンでした。
これほどまで、意思の疎通が出来ないっていう恐ろしさ。
どこかで何かがねじ曲がってしまった怖さっていうか・・。

「バーニング・オーシャン」もなかなか面白かったですよ。これはディザスターものなので、また違った迫力がありました。DVDででも是非!
ごみつ
2017/06/29 01:43
ごみつさん、こんにちは。
ボストンマラソンのテロ事件はショッキングでした。海外マラソンで走ってみたい大会だったので、もう衝撃的で...あの後のランニングのアフター飲み会はその話題で持ちきりでした。
この映画、未見ですが、公開中に間に合ったら行きますね。
kinkacho
2017/06/29 16:34
こんにちは。弊ブログにご訪問&コメントをいただきありがとうございました。
>作品ごとに主題を変えて、地味になりすぎる事もなく、脚色しすぎる事もなく、実際に起きた事件から様々な問題提起をさせていく、ピーター・バーグ監督の手腕に感心させられました。
本当に、おっしゃる通り!すごく才能のある監督さんですよね!
押しつけがましくない所がむしろ心に迫ってくるのだと思います。
ここなつ
2017/06/29 17:10
Kinkacho さん

こんばんは!
この事件は、マラソンを愛している方達にとってはとてもショックな事件だったろうと思います。
何でこんなにもひどい事が出来るんだろう・・。

この映画、普通に良く出来ている作品なのでお勧めですよ。劇場がダメでも是非、DVDででもご覧になってみて下さいませ〜。
ごみつ
2017/06/29 23:05
ここなつ 様

コメントとTB、有難うございます。

今回のこの実録3作品は、どれもとてもバランスよく作られてましたよね。
で、劇映画としては、とてもオーソドックスで、犠牲者や関係者の存在をフィーチャーして、映画自体が目立とうとしていないところがとても良心的ですよね。
ごみつ
2017/06/29 23:09

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