ごみつ通信

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zoom RSS アルチンボルド展

<<   作成日時 : 2017/07/22 22:13   >>

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http://arcimboldo2017.jp/

知人の方よりチケットを2枚プレゼントしていただいたので、友人とともに国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルド展」へ行ってきました。

アルチンボルドと言えば、植物や果物を使った人物像で有名なので、どなたでも知っていると思うのですが、その人となりを知る事が出来たのは今回が初めてでした。

ジュゼッペ・アルチンボルド(1526年〜1593年)はミラノ生まれのイタリア人。1562年にウィーンにてフェルディナンド一世の宮廷画家となります。その後、息子のマクシミリアン二世、孫のルドルフ二世と三代の神聖ローマ皇帝に仕えた、ハプスブルグ家お抱えの異色の天才アーチストです。

「春」「夏」「秋」「冬」の四季シリーズは、皇帝を描いたものだそうですよ。

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イタリアでは伝統的な宗教画を描いていたものの、彼の名が後世まで長く残る様になったのは、ハプスブルグ家で描いた独特の肖像画故。1920年代にダリをはじめとしたシュールリアリスト達によって騒がれて再ブレークしたみたいですね。

四大元素シリーズの「大気」は鳥がモチーフ ブツブツ感がちょっとキモいですね。

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そもそも、当時のハプスブルグ宮廷には、世界中から様々な物産、芸術品、生き物が集められていて、もともと、アルチンボルドはそれらの精密な絵を描いていたのですね。そして、それを素材として組み合わせ、肖像画に仕立て上げたものが、数々の奇妙な肖像画の数々。

四大元素シリーズ「水」 海の生き物たち。かなりキモいですね。(笑)

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どれもこれも、物凄く写実的で細密。しかもそれらをパズルの様に組み立てて人の顔に仕上げているテクニックが物凄いんですよね。

モチーフにされている素材次第で、けっこう気持ち悪いです。(笑)とにかく、ホントに細かいので、今度画集を買ってゆっくり眺めてみようと思っています。

四大元素シリーズ「大地」 全部剥製みたいでキモいです。特に象。(笑)

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作品が作品だけに、ちょっと独特な雰囲気に包まれた会場ですが、こんな作品を描かせて、世に残してきたハプスブルグ家の美術への愛情や理解、その下地となった帝国の繁栄にも思いを馳せさせられました。

「司書」  私も本屋なので、これのポストカードをお土産に買いました。

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「ソムリエ」 これはアルチンボルドの作品で唯一日本にある作品との事。大阪新美術館蔵。

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きも面白いので、お勧めですよ!会期は9月24日までです!

はなこさん、今回も本当に有難うございました!友人ととても楽しい時間を過ごせました〜。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
アンチンボルト、まさに異色の画家というか、とんでも画家?というイメージがありましたが、この時代にこの発想力はすごいですね!
何が描かれているんだろう...と宝探しの気分で楽しめそうです。
野菜でお絵描きとか、ちょっとやってみたい気もします。^^
セレンディピティ
2017/07/23 10:32
セレンディピティ さん

こんばんは!
コメント有難うございます。

アルチンボルドは、実際に頭おかしかったんじゃないか?って研究されてる人もいるみたいですよ。(笑)
でも本当におかしかったら、こんな緻密な絵は描けないと思う。
やっぱり一種の天才なんでしょうね。だまし絵の最高峰って感じです。

会場でアルチンボルドの絵の塗り絵が売ってましたが、こんなの塗ってるとそれこそおかしくなっちゃいそうです。(笑)
ごみつ
2017/07/24 00:19
ごみつさん、こんばんは。

いつも丁寧な展覧会レビューをありがとうございます。チケットのプレゼントのしがいがあるわ(笑)。

私の任期も残り僅か。次に何をしようか、まだ思いあぐねています。

先日、大阪大の准教授の講演会を聴講して来ました。アルチンボルドが「合成頭部」を描くに至った時代背景を、大航海時代の幕開けと共に発展した博物学と、当時権勢をふるったハプスブルグ家との関係を軸に、分かり易く解説。すごく面白かったです。

まだ30代半ばと思しき好青年でしたよ。主任学芸員曰く「中堅のホープ」だとか(笑)。今の時代、才色兼備の人が多いですね。

漸く時間が出来たので、その講演会の聴講記録と「ハクソー・リッジ」の感想を書けそうです。

自分の自由な時間がない土日を挟んでしまうので、いつ完成するか分からないけれど、お時間のある時にでも、私のブログに遊びにいらして下さいね。

それでは、また!
はなこ
2017/08/03 23:36
はなこ さん

こんばんは!
コメント有難うございます。
本当に楽しい展覧会で友人と盛り上がりながら観賞できました。有難うございます。<(_ _)>

はなこさんが聴講された講演会、展示場の入り口で流れてる映像でもちょっと解説がありましたが、興味深いですね。
当時はまさに博物ブームだったのでしょうね。

美術ボランティアも間もなく終わりなんですね・・。長くやってらしたので、残念な感じ。またやりがいのある活動が見つかると良いですね。

はなこさんのブログにはコンスタントにお邪魔していますよ。読ませていただきっぱなしになってしまってますが、毎回興味深く読ませていただいてます。

アルチンボルトの講講演会と、ハクソーリッジの記事、楽しみにしてますね。
ごみつ
2017/08/05 00:22

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