宮廷女官チャングムの誓い その2 医女篇

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チャンドクに厳しい指導のもとで、チャングムはめきめきと知識と技術を身につけていく。

済州牧の首医女、チャンドク

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優れた医女であれば、奴婢であっても宮中に入れる事を知ったチャングムは、医女試験をうけて見事に合格。チェ一族への復讐を胸に宮中へ戻ってきます。

試験に合格し、修練生になったチャングムは優秀さでは秀でていたものの、教授シン・イクピルからは厳しい冷たい態度で「お前は医女になるべきではない」と言い放たれます。

「知識をひけらかし心がない」と。

このあたりの展開が、本当にうまくって舌を巻きますよ、このドラマ。前半の水剌間のパートがほぼパーフェクトだったので、後半をどう進めていくのかと思ってましたが、きちんとした筋立てでチャングムをさらに成長させていく物語になってるんですよね。

内医院でチャングムと仲良しになる医女シビン 「イ・サン」のソンヨン!

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そして見事、医女になってからは、チェ一族への復讐劇になっていくのですが、あれほど優しい性格のチャングムを冷たい鬼の様な表情をとらせる展開になるので、ここもとてもバランスが難しいところ。

自分の力によって、没落させていくチェ一族の姿は、かつての自分達の姿。

復讐が完遂されても、チャングムの心には平和は訪れない。このあたり、いつしか権力争いの仲に飲み込まれてしまった女性たち、決して女性としての幸せを得る事は不可能な宮中の女性たちの悲哀も描かれていて見事でした。

親友のヨンセンは王の側室になっていた。

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医女になってからもあれこれと事件が起きるのですが、色々あってチャングムは王の主治医になります。そして、王から女性として愛される様になりますが、後宮に入るとチャングムの医女としての道は閉ざされてしまう。

王様(中宗)

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このあたりは、王とミン・ジョンホとの三角関係ドラマになって、気が気ではありませんでした。(笑)

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じゃまなチャングムを排除したい高官たちは、チャングムを後宮に入れようと画策するも、断念。やがて王は以前からの持病であった腸閉塞で死期が近づいていた。

王が死ぬと、その主治医は必ず死罪となる。王はチャングムを守るために、部下に命じて彼女を誘拐させ、ミン・ジョンホとともに明へと逃がそうとするのであった・・。

結局、チャングム達は朝鮮に残り、かつてのチャングムの両親の様に隠れながら生活をしていたが、やがて王妃により罪を許されて、めでたしめでたしです。

王妃(正室)

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イ・ビョンフンのドラマを見るたびに言ってますが、もう本当~にドラマづくりがうまいです。それと、今回はチャングムを演じたイ・ヨンエが本当に素晴らしくて、このドラマ見たら誰でも彼女の大ファンになっちゃいます。

ドラマを見たあと、図書館で彼女の「チャングム裏話」っぽい本を見つけたので読んでみました。これを読むと、このドラマの撮影がいかに過酷だったのかが伝わってきました。水剌間のシーンが10話延長された分、王様とのエピソードがはしょられてしまったそうで、イ・ヨンエも体力的に限界だったので、ラストはけっこう駆け足になってしまったそうです。

NHK出版「ヨンエの誓い」 残念ながら絶版です。

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良かったですよ、チャングム!私はアマゾン・プライムで鑑賞しましたが、韓流歴史ドラマにトライしてみたい方にはこのドラマが一押しです!!

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この記事へのコメント

セレンディピティ
2018年03月30日 00:24
ごみつさん、こんばんは。
チャングム、おもしろそうですね。
テレビ放映していた頃、料理人の話?と思って興味があったのですが、見逃してしまいました。
宮廷料理人かと思っていましたが、医女ということは、お医者さんも兼ねていたのでしょうか。まさに医食同源を地で行くお仕事ですね。
それにしても
>王が死ぬと、その主治医は必ず死罪となる。
って衝撃的すぎます。だって人は必ず死ぬのだから、そのたびに道連れに殺されるってことですか?!?!
ごみつ
2018年03月30日 01:21
セレンディピティ さん

こんばんは!
コメント有難うございます。

チャングム、面白かったですよ。万人にお勧めのドラマです。

チャングムは最初宮廷料理人だったけど、その後医女になります。薬膳やら、漢方やら、鍼灸、薬草とか、けっこう色々な東洋医学の蘊蓄が語られて面白かったです。

~王が死ぬと、その主治医は必ず死罪~は、これが絶対君主制なんですよね。
宮中では権力を持たないといつ死んでもおかしくないので、ホント大変ですよ。(~_~;)

もっと昔だと、君主が死ぬと使えていた人(馬とかも)全員、一緒に埋葬されたりとかありますよ。(~_~;)

民主主義の時代に生まれて良かったです。(;'∀')
lingmu
2018年04月01日 23:00
ごみつ様

「大長今」は、見始めるとやめられないドラマですよね。
毎回の終わり方が、絶対次を見ずにはいられないような作りになっているのが、すごいと思ってみていました。

それから、ほかの韓国の歴史ドラマもそうなんですが、音楽がとてもいいですよね。テーマ曲がいくつかあって、場面によって使い分けているのが、音楽にとても気を遣っているなあと思いました。サスペンスフルな曲、ロマンティックな曲、勇壮な曲、あと韓国の伝統楽器を生かした、伝統的な雰囲気の曲など....

音楽がとくによかったので印象に残っているのは、「朱蒙」と「世宗大王」だったかな。どれもDVDを買ってしまいました。「世宗大王」、チャンスがあったら是非ご覧になってください。そうそう、ごみつさんは「根の深い木」はご覧になっていましたね。

それと、イ・ビョンフン監督のでは「ホジュン」もよかったです。

最近は、いい歴史ドラマがあまりなくて、見ていません。
過去1、2年に見て良かったのは、「六龍が飛ぶ」と「懲備録(ジンビロク)」です。
ごみつ
2018年04月02日 00:16
lingmu 様

こんばんは!
コメント有難うございます。

「チャングム」凄い面白かったです。やっぱり、イ・ビョンフン監督の最高傑作ドラマと呼んでさしつかえないと思いました。

そうそう!音楽もとても良いんですよね。私もYoutubeでサントラを聴いたりしてました。
ホント、おっしゃる通り、場面場面にあわせたいろいろなタイプの音楽があって見事でした。
頭の中に色んなメロディーが浮かんできます。

それにしてもイ・ビョンフン監督のドラマはどれもけっこう予定調和のお茶の間ドラマなのに、こんなに上質なのは何でなんだろうか!?
一番の理由は、監督がどんなシーンにも手を抜いてないって事なのかな・・って思いました。
簡単なストーリー部分でもきちんと展開させていくんですよね。
それと全体的に上品なのも気に入ってます。

とりあえず次の韓国ドラマは「馬医」、それから「ホジュン」を見ようかな。その他のlingmuさんお勧めのドラマもおいおい見ていきたいです。

チャングムのあと、久しぶりの中華ドラマで「隋唐演戯」の鑑賞をスタートしました。やっぱりドラマづくりが雑。(;´∀`)
「イ・サン」「チャングム」と続けて観た後だけにけっこう辛い感じですが、煬帝を演じてるフー・ダーロンが凄く良いので続けて観ていく予定です。

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