復活の日

1980年/日本 (監)深作欣二
(演)草刈正雄 渡瀬恒彦 夏木勲 千葉真一 森田健作 永島敏行 多岐川裕美 緒形拳 丘みつ子 ジョージ・ケネディ オリヴィア・ハッセー グレン・フォード ロバート・ヴォーン チャック・コナーズ ヘンリー・シルヴァ エドワード・ジェームズ・オルモス ボー・スヴェンソン
☆☆☆★★

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小松左京原作、製作費22億円、構想5年、製作期間3年を費やした超大作。もちろん角川映画です。日本にお金があった頃の映画って感じです。


1982年、東ドイツの研究所から生物兵器として開発されたウイルスMM-88が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機がアルプス山中に墜落。解毒剤のまったくないMM-88は、瞬く間に地球上に蔓延し、全ての脊椎動物が絶滅してしまう。

南極に残されたわずかな人間を残して・・。

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アマゾンプライムビデオで鑑賞。生物兵器ものとしてはちょっと考えられる限りで最悪なシチュエーションの作品でした。

死者がゾンビになったりとか馬鹿らしい作品ではなく、科学的、政治的に決してあり得ない設定でないっていうところが、ゾンビものなんかよりずっと恐ろしく感じる作品でした。

実はこの生物兵器を開発したのはアメリカです。大統領を演じるのはグレン・フォード。

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このMM-88はマイナス10度以下になると活動を停止し休眠状態に入ってしまいます。そのため、南極だけが難を逃れるのですが、南極にいた各国の観測隊員は一万人いたのですが、そのうち女性はたったの27人。

海上にいたため難を逃れた英国の原子力潜水艦の乗組員も加わります。

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人類は種を存続させるために、すべての女性に対し出産の義務をあたえ、彼女たちもそれを受け入れる。彼女たちはくじびきで毎回違う男性と性行為をしなくてはならないのですが、いざという時にこれほどスムーズに事が運ぶだろうか・・という疑問も浮かびました。

このあたり、小説で細かい人物描写を読んでみたいな。

生物というのは完全な絶滅を逃れるために常に突然変異体がいますよね。エイズにまったく感染しない人間がまれにいたりするのもそういう種の防衛機能だと思うのですが、この作品ではそのとりこぼしも許さない様に、とある恐ろしい事態が起こります。

書こうかな・・と思ったのですが、映画を見て絶望して欲しいので、ここでは伏せておきます。

ハリウッドスターも出ていて(バイプレイヤーばかりですが)なかな豪華なキャストですよ。若い草刈正雄も凄いハンサムです。

オリビア・ハッセーもきれいでした!

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なかなか面白かったのでお勧めですよ。原作も読んでみたいですが、私、実は「日本沈没」の原作がかなり読みにくかったので、これも大丈夫かな~?と心配中です。

「復活の日」テーマソング
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=zqKDRsjDXFs

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角川春樹事務所
小松 左京

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この記事へのコメント

セレンディピティ
2018年04月13日 13:42
ごみつさん、こんにちは。
復活の日、懐かしいです! といっても、映画も本も見ていないのですが、かなり話題になりましたね。
人間の証明、野生の証明など、この頃の角川は映画&原作のタッグで次々とヒット作を出して、ものすごい勢いがありましたね。
最近の邦画は、テレビ局がバックについたものが多いのかな?

とりこぼしも許さないほどの恐ろしい事態って何だろう...気になります。これは是非見なくては。
ヌマンタ
2018年04月13日 18:52
私は原作は読んでいますが、映画は観ていないのです。小松作品の映像化では成功例らしいですから、観たい気持ちもあるのですけど、なかなか機会がないのが残念ですね。
というか、最近映画館にも足を運べていません。稼ぎ時なので仕方ないのですが・・・
ごみつ
2018年04月14日 02:23
セレンディピティ さん

こんばんは。
コメント有難うございます。

「復活の日」当時けっこう話題でしたが、これは私も今回が初見です。
なかなか面白く出来てましたよ。

今みるとちゃちい特撮とかあるんだけど、おそらく南極(北極かも)あたりまで撮影に行っている様だし、日本映画としてはかなりお金をかけた大作です。

そうそう、最近の日本映画はテレビ局がバックになっている事が多くて、どうもテレビドラマっぽい作品が多いのがかなり前から気になっています。

とりこぼしは、いたとしてもある大事件のためにほとんどが死んだと思われます。あれかな?って想像する通りの事だと思いますよ~~。(隠すほどではないんですけどね。(;^ω^))
ごみつ
2018年04月14日 02:26
ヌマンタ さん

こんばんは!
コメント有難うございます。

私も原作読んでみようかな~。恐らく映画では描き切れていない細かい部分で気になるところがたくさんあるんですよね~。

映画もまずまず面白く出来てましたよ。ただ、作品的にはやっぱり映画版の「日本沈没」の方がかなり上出来だと思います。

まだまだお忙しいですか?ヌマンタさんの「ブラック・パンサー」の記事を楽しみにしてたのですが、年度末は仕方がないですよね。
kinkacho
2018年04月14日 22:19
ごみつさん、こんばんは。
なんとタイムリーなのでしょう!
ごみつさんとkinkachoは以心伝心?!
ちょうどYouTubeでこのテーマ曲を聞いてノスタルジーに浸っていたところです。
原作ではハッセーの役は中年のおばさんで主人公にハズレを引いたわねといいながら、一晩温めあって眠るのです。なまじっか男女の仲になるより感動して、映画を見た時がっかりしたのが思い出です。
でもね~、オリビア・ハッセーが美人だったんですよね~
草刈さんがビミョーにがに股だったのも思い出です。
ごみつ
2018年04月15日 02:02
Kinkacho さん

こんばんは!
お~~、凄い!そんな偶然もあるんですね。やっぱり以心伝心!?

この頃の角川映画は、テーマソングも必ず外人が歌ってましたよね。若かった頃に聴いていた音楽は、懐かしくてノスタルジーを感じますよね。

草刈、ハッセーのシーンは、原作ではそんな設定なんですね~。やっぱりドラマが深いですね。
原作、1巻ものだし、私も近いうちに読んでみます!

オリビア・ハッセー、当時、ホントに人気ありましたが、やっぱり美人ですよね。日本人好みのルックスですしね。
「小さな恋のメロディー」のトレイシー・ハイドも人気ありましが、やっぱり日本人は黒髪に魅かれるんでしょうかね。

草刈正雄、「真田丸」の演技で再ブレークしてますが、若いころはホントにハンサムですね。
がに股でも。(笑)
ノルウェーまだ~む
2018年04月19日 22:39
ごみつさん☆こちらにも
「復活の日」うわ!懐かしい~~
私すごく勘違いしてて、この映画をきっかけに布施明と結婚したと思い込んで、ウィキで調べたら関係なかったデス(笑)
映画のお相手は草刈正雄だったでしたね…すっかり忘れております。
結末は思い出せないですが、取りこぼしないようなラストなんて、これはもう一度見たい~~
ごみつ
2018年04月20日 01:26
ノルウェーまだ~む 様

こちらにもコメント有難うございます。
まだ~むさん、これ公開時ご覧になってたんですね!

この頃、大規模プロモーションにつられて角川の映画を見ては騙されていたのですが(笑)、なぜかこれは未見だったんですよね。
なかなか面白かったです。

布施明とオリビア・ハッセーが結婚したきっかけは、カネボウのCMですよ~。

これですよね~~。懐かしい!!(コピペして下さいまし)

君は薔薇より美しい

https://www.youtube.com/watch?v=UzGauDQceYE
だぶるえんだー
2018年04月22日 20:35
  面白そうです。だいぶ前ですが、人工的に作られた伝染病で男性が死滅してしまうという空想科学小説を読んだことがあります。古い作品ですから、もしかしたら原作の原案かもしれません。

  上記の小説では、その伝染病が登場する前の時代に生きていた女性が未来に飛ばされ、単性社会に驚愕するのです。女性だけでもこどもはつくれるしみんな困っている様子もなく・・・・・・
ごみつ
2018年04月23日 21:15
だぶるえんだー 様

こんばんは!
コメント、有難うございます。

生物兵器をテーマにした作品って多そうですよね。だぶるえんだーさんが読まれたSFって何かしら?
かなり古い作品ならそれが原点なのかもしれませんね。
パンデミックものってホント、怖いですよね。

単性でも、それで繁殖可能なら性別の必要はなくなりますよね。性がわかれたのは、たぶん2つのDNAをかけあわせる事で、種の存続をはかろうっていう自然の作戦だろうと思うので、それが解決できるなら問題ないんでしょうね。
だぶるえんだー
2018年04月25日 19:22
  身近な例ですと、ヒガンバナでしょうか。日本のヒガンバナは、大半が球根で次世代を残す型だと聞きました。他国ではかけあわせで子孫を残す型もあるそうですが。ぼくはヒガンバナが好きなのですが、縁起が悪いと言って嫌う人が多いですね。

  それは置いておいて、ぼくが読んだ作品の紹介にかかりましょう。題名は
「蟻に習いて」
で、早川書房の
「ありえざる伝説」
に収録されていました。中篇なので読みやすいです。最寄りの図書館で探してください。県内(府内?)の図書館から取り寄せることもできるでしょうし。

  ハイチ独立戦争の英雄たちは、伝染病を追い風にしたそうです。ヨーロッパから来た軍勢が病に傷めつけられたところを見計らい、攻めた。こういうのも地の利と言うのでしょうか。新・猿の惑星シリーズの脚本を書いた人は、主人公を"黒いナポレオン"に重ね合わせていたのかもしれません。
ごみつ
2018年04月26日 01:58
だぶるえんだー 様

こんばんは!
早速の本の情報、有難うございます!

「ありえざる伝説」って、ウィリアム・ゴールディングなんですね!
今、区の(東京在住です)図書館、検索したらなかったです!(号泣)
また、古本屋さんとか、ぼちぼち当たってみますね。

「黒いナポレオン」はあったので、今、予約リストに入れてあります。なるべく近いうちに読んでみますね。

いつも有難うございます。
だぶるえんだー
2018年04月27日 19:48
  ささやかな助言ですが、公共図書館はよその図書館から取り寄せる制度を持っています。ぼくが住んでいる県の図書館は、県内のほかの図書館からの取り寄せは無料と豪語しています。
  東京なら山のように図書館があるでしょう。活用してください。骨まで斬りこんで!!!
ごみつ
2018年04月27日 20:14
だぶるえんだー 様

アドバイス有難うございます!
もうちょっと、入手ルート、当たってみますね。

中古もあったので、そっちの方が早いかな。
だぶるえんだー
2018年05月01日 06:40
  ちょっとした思い出話です。
  ぼく昔少々特殊な商品(違法な代物ではないですよ)を配達する仕事していたのです。一年ほど。雇止めで追い出されたのですが、最後の日に引継ぎせよと命じられまして。同僚を助手席に乗せ、いつものコースを回りました。ここは長くかかるから最後に配達しなさいとか、いろいろ教えながら。
  今思うとあの会社は無神経です。その同僚、女性だったのです。あのひときっと怖かったでしょう。ぼくが。

  単性社会になれば摩擦は激減するでしょうなぁ・・・・・・・。
ごみつ
2018年05月02日 02:02
だぶるえんだー 様

こんばんは!
引き継ぎされた女性、怖がってましたか?
きちんとした仕事の引継ぎなら大丈夫だったんじゃないかしら?

それにしてもこのお話のオチが単性に行きつくとは!
さすが、だぶるえんだーさん!と感心してしまいました。

単性社会なら社会なりに、個人の相性もありますから、それなりに問題は発生するんでしょうけれどね。
そんな社会になった事ないから、ちょっと想像しずらいですよね。

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