ワンダー 君は太陽

Wonder
2017年/アメリカ (監)スティーヴン・チョボスキー
(演)ジェイコブ・トレンブレイ ジュリア・ロバーツ オーウェン・ウィルソン アンディ・パティンキン ダヴィード・デイグス ナジ・ジーター ノア・ジュープ ミリー・デイヴィス ブライス・ガイザー エル・マッキノン イザベラ・ヴィドヴィッチ ダニエル・ローズ・ラッセル
☆☆☆★★★

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http://wonder-movie.jp/

R.J・パラシオのベストセラー児童書の映画化作品。とても良く売れている本だったのでタイトルは知っていましたが、映画の予告編ではじめてストーリーを知りました。

はからずも予告編を見た途端に涙があふれてきてしまい、必ず見ようと決めていた作品です。

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主人公のオギーは生まれながらに顔に障害があり、27回も手術を受けながら、ずっと自宅学習を続けてきた10歳の少年。

母親のイザベルは、父親の反対を押し切り、5年生の新学期からオギーを学校に通わせる事を決意する。案の定、その容貌から、オギーは学校ではいじめにあり、孤立していくのだが・・。

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これほどまで、心温まる作品を見たのは本当に久しぶりです。気持ちが浄化されていく様な感じで、こんなストーリーが、全く嫌味も臭みも感じさせずに作品化されているのは驚きっていう感じでもありました。

もちろん文部科学省推薦映画ですが、これは、本当に多くの子供たちに見てもらいたい。とってもとっても大切な事をこの作品は伝えているからです。

物凄くシンプルな事。「他人に優しくしよう」

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このテーマだけを主軸に添えて物語は進んでいくのですが、この作品が素晴らしいのは主人公のオギーだけではなく、姉のヴィア、ヴィアの親友のミランダ、オギーの友人ジャックといった、彼のまわりの子供たちの視線からも描かれている事です。

あのいじめっこのジュリアンの視線からのドラマも見たかったな。原作にはあるかしら。誰でもその行動には動機があり、まわりからはわからない当人だけの心の世界がある。

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いじめっこだから悪い奴、目立ちたがりだからうざい奴、貧乏人だから、有色人種だから・・そんなステロタイプ目線からの差別はやめようよっていう、物凄く暖かい視線がこの作品にはあるんですよね。

私は泣ける映画!っていう謳い文句が大嫌いなのですが、これ、もうほとんど最初から最後まで泣いてました。「泣ける」から見に行くんじゃなく、すでに大人になっている観客には、今生きている自分自身とそのまわりの人々との事をあらためて考えるためにも是非是非見ていただきたい秀作です!

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小学生のお子さんがいる方は是非一緒に見て欲しいし、DVDが出たら学校でも視聴してもらいたいです。

監督は名作青春映画「ウォールフラワー」のスティーヴン・チョボスキー。流石です!!




もうひとつのワンダー
ほるぷ出版
R・J・パラシオ

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この記事へのコメント

ノルウェーまだ~む
2018年06月29日 22:11
ごみつさん☆
私もずっと前から予告編を見て、絶対観たい!!って決めていたのに、バイトが忙しくなって行けていません(涙)
やっぱり最初から最後まで泣くことになるのですね…
私も説教臭い映画や、泣かせようとする映画は嫌いなのですが、ごみつさんがこんなに推薦なさるなら観なくては!!
セレンディピティ
2018年06月29日 23:27
ごみつさん、こんばんは。
私もこの作品、見に行きました。
私は予告を見た時は”感動させようとしている映画”と思ってしまって最初はあまり興味がなかったのですが、公開されてからの評判がとてもよかったので、まっさらな気持ちで見に行ってきました。
私も、涙、涙で見てしまいました。
ほんとうに素直に心に響く作品でしたね。
そして子どもが健やかに成長するためには、やはり環境、特に家庭と学校は大事だな...と考えさせられもしました。
社会全体が、宝としてもっと大切にしないとね。
ごみつ
2018年06月30日 02:31
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは。
お疲れ様です!今はお仕事の繁忙期ですか?
真夏日になってきましたので、体調には気を付けて下さいね。

これ、良かったですよ~。
原作はけっこう前からベストセラー(児童書)だったので、それなりにきちんとした作品だろうと思ってましたが、予想をうわまる出来に大満足でした。

絶対泣いちゃいますのでハンカチのご用意を!
ごみつ
2018年06月30日 02:36
セレンディピティ さん

こんばんは!
セレンさんも見に行かれたんですね!ホント、素直に感動できる作品でしたよね。
原作がずっとベストセラーだったので、内容はそれなりだろうと予想してたのですが、予想よりはるかに感動できました。
この原作はアメリカでは小学校の教科書としても使われてるみたい。

セレンさんがおっしゃる様に、環境がとっても大事ですよね。この映画では誰もが(いじめっこ以外)心ある人ばっかりだったけど、現実の社会はもっと厳しい。

本当に社会全体の弱者に対するコンセンサスっていうか、ひとまわり成長した社会にしたいですよね。
ここなつ
2018年07月23日 12:31
こんにちは。
単純なオギーだけのオハナシではなくて、それを取り巻く「恒星」の周りの人たちの様々なドラマや感情が描かれていたところが素晴らしかったです。
オギーは素晴らしい家庭に生まれましたね!これもまた運命なのかもしれませんね。
ごみつ
2018年07月24日 00:56
ここなつ 様

こんばんは!
そうそう、この映画は、ヴィアが言ってた様にオギー(Son = Sun)を中心にまわる星たち(まわりの人々)のお話が描かれていたところが凄く良かったです。

もちろんオギーはハンディキャップがあるので、これからの人生もとても大変だろうと思う。でも、そうでない普通の人々にも様々な問題が起きて、決してラクな人生ではないんだよ・・っていう展開があったのがとても良かったです。

映画見ながらず~っと泣きっぱなしでした。(;^ω^)

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