ドレのロンドン巡礼 ~ 2019年ごみつ日記1 

今日は仕事始めでした。年末4連勤、年始4連勤と、私のお正月は一体どこに?(涙)な年ですが、また気分もあらたに、1年間がんばりたいと思います。

さて、昨年末から読み始めていた本を昨夜読み終えました。

「ドレのロンドン巡礼」
ギュスターヴ・ドレ(絵)谷口江里也 著
講談社
☆☆☆★★★

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ドレだから描けた“絶頂期”の大都市の「光」と「影」
競馬、ボートレース、動物園、阿片窟、賭博場、シティ……シャーロック・ホームズ、切り裂きジャックの時代へ

1870年代、社会の劇的変化の中で、ロンドンの人々はどのように生きたのか。現代の日本に生きる我々が見るべき版画180点収録!
(Bookデータベースより)

ドレはフランス人なのですが、産業革命により繁栄の絶頂期にあったロンドンへ渡る。そこで、彼が見た、ロンドンの光と影、富める者と貧しい者達の姿を分け隔てなく描写しています。

谷口江里也氏の解説と共に当時のロンドンをツアーする様に味わえる本でした。そして当時の英国が抱えていた様々な社会矛盾。それは現在に至る、都市の社会問題の幕開けだったワケなんですね。

船のドック

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労働者向け集合住宅

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阿片窟

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路上生活者

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ドレは有名な神曲や、聖書の版画は知っていましたが、ロンドンの風俗を描いていたとは知らなかった。

凄く面白い本です。ビクトリアンロンドン、ドレの版画がお好きな方にはお勧めですよ!

ドレの神曲
宝島社
ダンテ

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この記事へのコメント

ノルウェーまだ~む
2019年01月03日 09:25
ごみつさん☆
年末年始もお仕事ご苦労様でした。
いつも思いますが、お店の方や飲食店の方は人が遊んでいる時に働いているので本当に偉いですよね☆

ドレの作品だったか判りませんが、ロンドンのアンティークのお店にこのような版画が色々あったのを思い出します。
ロンドンの光と影といえば、ジョージ・オーヴェルのパリ・ロンドン放浪記も面白いですよね☆
どんなに貧乏暮らししても紅茶だけは飲んでいたりとついクスリと笑えるお話も多くて、パパンのお気に入りの一作なんです。
ごみつ
2019年01月03日 22:20
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは!
24時間営業のお店や、インフラ関係の人はもっと大変ですものね・・。販売の仕事を選んだからにはこれはもう仕方ないと思います。

ドレの頃、写真機は発明されたばかりで、主に貴族階級とか人物ばかりが被写体になってて、あんまり街並みや風俗の写真が残ってないそうなんです。
なので、このドレの版画は貴重な資料になってるそうですよ。

オーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」、私も読みたいな!
パパンさんのお気に入りなんですね。パパンさんとは趣味が似ているので、楽しめそうです!
ヌマンタ
2019年01月04日 16:51
明けましておめでとうございます。私も今日から出ていますが、雑事ばかりやっています。

盛時のロンドンといえばディケンズでしょうが、チャールズ・パリサーの「五輪の薔薇」で描かれたロンドンも相当に衝撃的です。この本、重い、長いの二重苦ですけど、面白いことは確かです。
ごみつ
2019年01月05日 00:50
ヌマンタ さん

明けましておめでとうございます。今日から仕事始めの方も結構いらっしゃるみたいで、電車もボチボチと混んでましたね。

当時のロンドンと言えば、やっぱり小説だとディケンズって事になるんでしょうが、ご紹介の「五輪の薔薇」も面白そうですね。

いや、それにしても当時のロンドンは本当にひどいもんですね。
繁栄の裏側にある貧困が凄いし、社会福祉の概念なんてないので、どんどん人が亡くなっていったみたいですね。

時々お金持ちが救済施設を自分のお金で作ってくれたりするのが精々だったんですね~。
セレンディピティ
2019年01月05日 11:40
ごみつさん、こんにちは。
ものすごい細密画! これらはすべて版画なのですね。歴史資料としても興味深い作品ですね。
今、先進国といわれている国々も、つい100年ほど前には暗澹たる状況だったということに改めて驚かされます。

ところでごみつさんがご紹介されたスポーツ映画の本、図書館で借りてきましたよ。今年は、先日ご紹介されていた田園交響楽を是非読んでみたいと思います。
ごみつ
2019年01月06日 01:54
セレンディピティ 様

こんばんは。
本当に凄い細密画なんですよね。
ドレは色々な作品の挿絵を描いてて、画集もいっぱいあるので、本屋さんか図書館で目についたら見てみて~。絵が細かいので面白いですよ。

明治維新からだって150年しかたってないので、ほんのちょっと前までは、一般人には当たり前の権利さえなかった事に驚きますよね。

スポーツ映画の本はサクっと読めますよ。私は、あれもこれも観てみたくなっちゃいました。
「田園交響楽」は、キリスト教を背景にして、人間の哀しい俗性を描いた小品です。
受け取り方は人それぞれだと思うけど、こっちも短い小説なので是非、是非。

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