ごみつ通信

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<<   作成日時 : 2019/03/25 21:20   >>

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The Bookshop
2018年/スペイン・イギリス・ドイツ (監)イザベル・コイシェ
(演)エミリー・モーティマー ビル・ナイ パトリシア・クラークソン
☆☆☆★★

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http://mybookshop.jp/

ペネロピ・フィッツジェラルドの小説「ブックショップ」の映画化作品。

1959年。夫を戦争で亡くしたフローレンスは、書店が一軒もないイギリスの小さな海辺町に、夫との夢だった書店を開く事にする。

保守的な町の人々の中には、女性一人の経営に対し快く思わない者もいた。自分が購入しようと思っていた不動産を、フローレンスに先に買われてしまった町の有力者のガマート夫人からは、執拗な嫌がらせと営業妨害をうける。

そんな中、街はずれの邸宅に40年も引きこもっている読書好きの老紳士ブランディッシュ氏が、フローレンスを支援しはじめるのだが・・。

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この映画、東京ではシネスイッチ銀座と恵比寿ガーデンシネマだけの上映。書店員だけを招いた試写会なども開かれていた事もあり、必ず観ておこうと思った作品で、お休みの日に劇場へ足を運びました。

一言で感想を述べると、ちょっと私にはこの作品よくわかりませんでした。テーマがわからないんですよ。

本を愛する者として、同じく本を生業とする者として、とっても楽しくて素晴らしいシーンもたくさんあるのですが、まずは、なんでフローレンスがあの場所に固執するのかがわからない。

大金持ちからあれだけの妨害を受け、町の人々からのあんなにも嫌われてるんじゃ、もう商売なんて出来ないじゃん。あの場所を、ガマート夫人に明け渡すだけで、書店としての未来は開けたんですよ、絶対に。

↓ブラッドベリが読みたくなりますよ〜。

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もちろんフローレンスに落ち度はまったくないし、あの場所もフローレンスに権利があって、立ち退く必要なんてまったくないんだけれど、そこはそれ、きれいごとだけで生きていける程世間は甘くない。

あの場所がもともとはフローレンスが生まれ育った場所だとか、決して譲るワケにはいかない納得できる理由も何もないんですよ。

で、結局は手放す事になり、町の人々の冷たい視線の中、その町を離れる事になる。

この映画の語り部は、フローレンスの店でアルバイトをしていた少女なんだけど、その彼女がやがては自らの書店を経営する事になる。あのエンディングもよくわかんない。何、これ、私がにぶいの!?

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何だか、よくわかんないんだよな。大切なのは、この町の人達にブラッドベリやナボコフの作品を届ける事なんじゃないの?本さえあれば、場所はどこでも良いんじゃないの?

監督のイザベル・コイシェは、私の大嫌いな映画「死ぬまでにしたい10のこと」の監督で、最初からそこはちょっとひっかかってたのですが、「死ぬまでに〜」のヒロインにしろ、フローレンスにしろ、何考えてるのかわかんないんですよ、私には。(-_-;)

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もしかして、これ映画は説明不足なんじゃないのかな・・。もしかして当時の英国社会のダークサイドがテーマになってるのかな?それかあの場所にこだわるべき深い理由がフローレンスにはあったのかな?

気になるので、後日、原作も必ず読んでみようと思います。

本を仕入れたり、並べたり、売ったり、お客さんが本を見にきたりするシーンはとても良かったので、何だか残念な映画でした。

↓確かに素敵なお店なんですけどね。

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ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)
ハーパーコリンズ・ ジャパン
2019-03-01
ペネロピ フィッツジェラルド

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1959年、イギリス東部の小さな海辺の町。 ボロボロの建物“オールドハウス”を買い取った戦争未亡人フローレンス・グリーンは、本屋を開こうと準備を進めていた。 ところが、その建物を町の芸術センターにしようと考えていた街の有力者ガマート夫人が、執拗な嫌がらせを始める。 フローレンスの味方は、引き籠りの老紳士ブランディッシュ氏だけだった…。 ヒューマンドラマ。 ...続きを見る
象のロケット
2019/03/26 00:54
「マイ・ブックショップ」
観終わってあまり後味が良い作品ではなかった。第二次世界対戦終了後、未亡人となった女性がイギリスの田舎町で一軒のブックショップを開く物語。色々な軋轢のある中、ただ本が好きというその気持ちから、初志貫徹で道を切り開いて行こうとする。その過程が予告編とほぼ同じ順番で描かれる。すごいよ、予告編とほぼ同じ順番だよ!あー、コレ観た観た!が数分間に1回の割合で登場する。この劇場予告編ってヤツはホントに…。いや、賛否あるのは承知だが、なんとかならないものか?ほぼ8割方予告編と一緒、なんていう作品は、わざわざ劇場... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2019/05/07 12:08

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ごみつさん、こんにちは。
この映画、予告を見て私も見たい!と思っていたのですが、他にも見たい映画がいろいろあって後回しになっていました。でもDVD待ちでよさそうかな?
エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、そしてイギリスの田舎町と私が絶対に好きそうな映画だと思ってたのですが...
ちなみに都内では、恵比寿ガーデンシネマでも上映していますよ。(^_-)-☆
セレンディピティ
2019/03/26 09:42
セレンディピティ さん

こんばんは!
そうそう、この映画、私ももっと気持ちの良い作品を期待していたのですが、後味悪い作品でした。

後味悪くても、それなりに映画のテーマがわかればもっと楽しめたと思うんですけどね〜〜。
長いものには巻かれようとする私がいけないんでしょうか?

もしDVDとかでも見る事があったら感想お聴きしたいです。(;^ω^)
映像やロケーションはきれいだし、本のシーンはとっても良かったんですけどね・・。

あ、恵比寿でもやってましたか。記事も直しておきます。
有難うございます。(;^ω^)
ごみつ
2019/03/27 01:40
こんばんは!
私もごみつさんと全く同じ感想です。
テーマも不明なら、それに加えて後味も悪く…。
ビル・ナイとの発展しそうでしなかった淡いロマンスの部分だけだったかな…良かったのは。
でも、あのオールドハウスは確かに素敵でしたね。
ここなつ
2019/05/05 23:39
ここなつ 様

こんばんは!
コメント、有難うございます。

そうそう、後味が悪くて、「こんな映画だったの〜〜?」と、ガッカリしてしまいました。
ビル・ナイとのシーンとか、良いシーンもいっぱいあったんですけどね。

オールドハウスは素敵でしたよね。立ち退く必要は全くないんだし、あの場所で本屋を続けたい気持ちもホント良くわかるのですが・・・。

あの町の人達、どうしようもないですよね。もしかして、それがテーマだったのかな?
ごみつ
2019/05/06 02:09

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