キングダム (映画 2019年)

2019年/日本 (監)佐藤信介
(演)山崎賢人 吉沢亮 長沢まさみ 橋本環奈 本郷奏多 満島真之介 高嶋政宏 要潤 坂口拓 宇梶剛士 加藤雅也 石橋蓮司 大沢たかお
☆☆☆★★★

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原泰久の大ヒット漫画「キングダム」の実写映画化作品。

私は、大秦帝国ファン、始皇帝Loverなもので、このマンガも読みたい、読みたいと思いながら未読、オール日本人スタッフでの実写映画という事で、それほど大きな期待はしていなかったのですが、これね、良かったですよ!けっこうビックリしました。

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この映画はちょうど5巻目までが描かれているそうで、 嬴政(えいせい=始皇帝)が秦王に即位後に起きた、腹違いの弟の成蟜(せいきょう)の反乱劇がストーリーとなっています。

↓ 成蟜(せいきょう)を演じるのは本郷奏多

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物語は、戦災孤児で奴隷となっていた少年の信と親友の漂の2人が、天下の大将軍になることを夢みて剣術の鍛練に励んでいるエピソードから始まります。

ある日、成長した2人のもとに、秦の重臣である昌文君があらわれ、秦王とうり二つの漂だけを、王の影武者として宮廷に連れて帰ります。

↓漂

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↓秦王 嬴政(えいせい) この政は美しすぎです!演じてるのは吉沢亮

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自分も王宮に仕えるため、一人で切磋琢磨していた信のもとに、ある日、血だらけで瀕死の漂があらわれ、信にある使命を託すのだった・・・。

前述した通り、私は始皇帝が好きなので、ドラマや映画を何本も見て、兵馬俑展にも出かけ、本も読んだりしています。なので、大ヒット作とは言え、日本のマンガが原作で、キャストもすべて日本人のこの映画は、けっこう違和感あるだろうな~と思ってたのです。

↓大沢たかお演じる、王騎将軍、最高ですよ!

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ところが、ストーリーが面白くて、演出も適格、アクションシーンもまずまず、中国ロケをしていてロケーションや建物、調度品、衣装にも違和感を感じる事がなく、キャストも良かった!結局のところ、とっても楽しめて、個人的には大満足です。

確かに、日本のマンガが原作だな~とわかる大げさな描写やマンガチックな物語構成、人物造形も感じたし、特にこの作品の大きなテーマである、「夢を追うから人はがんばれる」っていう主人公たちの情熱のありようが、「中国人、絶対、こんな事考えない・・」とか思っちゃいましたが(笑)、気持ち良く見られる作品でした。

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記事のためにちょっと調べたら、ロケは中国の浙江省にある横店影視城。ここは数々の中華歴史ドラマが撮影されているところで、中華歴ドラファンにはおなじみの場所。ここで撮影すれば、とにかく古代中国にタイムスリップ出来る場所なんですよね!

それとアクションシーンは、ジャッキー・チェンのアクションも担当しているチームが、監修してくれたそうです。

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それと、史実の監修が鶴間和幸さんでした!鶴間さんの「始皇帝本」は以前読んだのですが、面白かったですよ!

岩波新書「人間・始皇帝」の感想記事

https://22596950.at.webry.info/201604/article_5.html

原作ファンのあいだでもかなり評判が良い様ですし、中華歴ドラファンとしても合格点って感じです。お勧めですよ!

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菊池 修

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この記事へのコメント

ヌマンタ
2019年04月25日 16:25
割と評判の良い実写化みたいですね。私は原作の漫画ファンですから、少し複雑ですけど、観る時間がとれれば劇場に行きたいです。

主人公の信は、やはり後の李信将軍だと、作者がネタバレしています。ただ、少女の軍師、剣士は名前こそ実在ですが、多分本当は男性です。虚実入り混じっていますが、基本的に史実に忠実だと思いますよ。5巻までだと、まだ趙の李牧将軍は出てきませんね。ビジュアル的に美丈夫すぎますが、なかなかに魅力的なキャラクターで面白いです。原作も是非、ご一読を。
ノルウェーまだ~む
2019年04月25日 23:03
ごみつさん☆
わー、これ迷っているんですよねぇ。
予告編を見るだけで、その壮大さとか衣装や建造物の本格的なところとか、音楽のすばらしさで早くも涙目になるのでずっと前から気になっていたのでした。
漫画も知らないし、中国の歴史にも疎い私ですが…

中国人って頑張らないんだ・・・?
ごみつ
2019年04月26日 01:02
ヌマンタ さん

こんばんは!
思いがけず、とても良く出来ていて、ビックリしましたよ。
お時間がとれたら是非!満足できる実写化になっていると思います。

原作は、今日、とりあえず映画化された5巻まで購入してみました。これから読むのが楽しみです。

ところで!李信将軍って、漢の武帝時代の李広将軍の先祖なんじゃないですか!?ちょっと、また時間ある時に「史記」とかの記述を探ってみます!

今回は山の民の王の楊端和が女性(長沢まさみ)でしたが、実際は男性だったところを女性として現代風に脚色してるんでしょうね。

この映画、大ヒットしてるので、もしかするとパート2がつくられるかも。その時はどのエピソードをやるかな~と思って考えてたのですが、恐らくは趙を攻め落とすところかな~って思ってます。李牧の存在もあって、あそこあたりはかなり盛り上がりますよね。

やっぱ始皇帝、楽しい!マンガも全巻揃えるのはきついかもですが、レンタル等で読んでいきたいです。
ごみつ
2019年04月26日 01:13
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは!
これ、歴史を知らなくても、マンガ読んでなくても、楽しめると思いますよ。
とりあえず、王国内でクーデターが起きて、それをおさめるまでのお話なのですが、キャストも良いし、見せ場も派手で面白かったです。

中国では数百年も戦国時代が続いてて、それをやっと統一したのが秦王の政(=始皇帝)なんです。
それだけわかってれば十分だと思いますよ。映画の冒頭で、簡単に背景説明もありました。

もしもお時間とれましたら~~。

中国人も「夢」がないってワケじゃないのですが、何て言うか、もっと実存主義的っていうか非常にドライな感じが個人的にはしています。
あと、天命に従う価値観っていうか、天が全てを決める・・みたいな感じで、「俺には夢がある・・」っていうマーチン・ルーサー・キング的なセリフはほとんど聞いた事がないのです。(笑)

だから面白いんですけど。(笑)
セレンディピティ
2019年04月27日 00:07
ごみつさん、こんばんは。
この作品、何度も予告を見ながら、ハリウッド映画みたいな本格的なアクション大作だなーと気になっていました。
中国歴史ドラマのお好きなごみつさんもうならせる作品だったのですね☆
主演の山崎賢人くんは「羊と鋼の森」を見て以来ひそかなファンですが^^ 清潔感があってかわいいですよね。
kinkacho
2019年04月27日 00:13
ごみつさん、こんにちは。
この映画は映画館で見ておきたいなと思っています。
マンガの実写化はちょっとな...とずっと思っていたのですが、るろうに剣心の映画化が意外によかったことから見直しています。原作のマンガをきっちり読み込んでる世代が演じているとマンガの世界観を見事に実体化してくれるのですよ。
ということで、映画館に近日中に行きます。
ごみつ
2019年04月27日 01:31
セレンディピティ さん

こんばんは。
この映画、本格的な中国ロケもおこなって、エキストラもたくさん出ているので、迫力ありましたよ。
CGもあまり使っていないらしく、歴史劇として楽しめました。

山崎賢人くんは、今回の役柄のためにかなり体重をおとして、なおかつ筋肉をつけていったそうです。
昨年、「トドメの接吻」っていうテレビドラマを見たのですが、なかなか面白くって、私はそれで彼はちょっとお気に入りの役者さんになってました。☆

面白かったので、もし機会ありましたら!
ごみつ
2019年04月27日 01:38
Kinkacho さん

こんばんは。
これ、なかなか良く出来てましたので、是非是非、劇場で!

私もマンガの実写化はあまり好きじゃなくて、ほとんど見てないのですが、実写化にあたっては、制作者が作品を読み込んで理解している事が重要なんでしょうね。
私も遅ればせながら、原作コミックを読み始めました。

「アヴェンジャーズ」近々に見に行きますので、そしたらKinkachoさんのブログにも寄せていただきますね。
今、妹が帰省していきているのですが、「グリーンブック」を見たいと言うので、明日2回目に行って来ます。(;^ω^)
ここなつ
2019年05月07日 15:43
こんにちは。
やー、これは面白かったです。アクションも私一押しのアクション監督下村勇二さんででやってくれちゃいましたし(女優陣のアクション・コーディネーターも私の好きなアクション女優さん)。満足でした。
信がちょっと暑苦しかったけれど、えい政との対比がむしろ良かったのかもしれないな、と思ったりしました。夢を追うのも奴隷の身から成り上がるというのも彼に向いていた役なのかもしれません。「中国人はそんなこと考えない」はもちろんその通りなんですけど(笑)。
ごみつ
2019年05月07日 22:33
ここなつ 様

こんばんは!
コメントとTB有難うございます。

これ、思いのほか良かったですよね!
アクションシーンも、有名なスタッフが指導してくれてたんですね。
全体的に、とても良く出来てて大満足の1作でした。劇場に行って良かった!

信がすぐにがなるのは、に骨伊賀の悪いところですよね。私もそこがちょっと気になりましたが、見た目に完璧に美しい吉沢亮(漂、政)が対になってるので、そのあたりも個人的にはクリアでした。

夢を信じて、夢を追って・・みたいな感情は、中国人には似合いませんね。(笑)
もっと現実主義でドライな印象です。(;^ω^)

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