ゴルディアスの結び目 ~ 2019年ごみつ日記 20 ~

東京駅地下街 キャラクターストリート 定点観測

イベント会場が「チコちゃんに叱られる!」から「名探偵コナン」に代わりました。

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間もなく公開の劇場用アニメ「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」のプロモーションイベントみたいです。

私、コナンも全然見た事ないのですが、劇場用アニメも23作目との事でロングランでの絶大な人気ぶりがわかります。

「チコちゃん」ほどではありませんが、会場は人でいっぱいでした。(チコちゃんは連日大行列になってました。)

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コナンのファンの方は楽しめそうですよ。

さて、読み終わったのはかなり前なのですが、小松左京の「ゴルディアスの結び目」を読みました。

長らく絶版となっていましたが、この度復刊され、私の勤めている職場限定で先行発売されたタイトルなのです。

「ゴルディアスの結び目」
小松左京著 角川文庫
☆☆☆★★★

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少女マリア・Kに取り憑いたのは悪魔なのか、それとも──。彼女の精神の内部へ入り込んだサイコ・ダイバー伊藤が見たのは、おぞましい"闇"の世界だった! 解こうにも解けない人間の心の闇は、"もう一つ宇宙"への入り口なのかを問う表題作をはじめ、「岬にて」「すぺるむ・さぴえんすの冒険」「あなろぐ・らう゛」等、宇宙創造の真理に鋭く迫る"ゴルディアス四部作"を収録。(文庫解説より)

この作品、凄く不思議な短編集でした。

「ゴルディアスの結び目」とは、アレキサンダー大王にまつわる伝説的逸話で、手に負えない難問を誰も思いつかない様な方法で解決してしまう事のメタファーなのだそうです。(長くなるのでくわしくはWikiとか読んでみて下さい。)

4つのどのお話も、結構難解です。読みながら、この感覚はどこかで感じたものだな~・・とちょっとしたデジャブを感じていたのですが、つらつらと思い返してみるに、多分、映画「メッセージ」の原作「あなたの人生の物語」かな・・と思い当たりました。

私、宇宙に関する事が好きで、私の理解できる範囲に簡単なサイエンス読み物や、ドキュメンタリーをよく見るのですが、宇宙の事、この世の事、今あるこの世界の真実の姿、そういうのを科学的につきつめていくと、物凄く哲学的な世界になっていくんですよね。

この宇宙の姿を説明するために、予測されている事っていうのは、私みたいな一般人の尋常な感覚では理解できるものではない感じなんです。

この小松左京氏の「ゴルディアス四部作」は、まさにそれをSF作品として書き上げたものなのだろうと思いました。実はその点でテッド・チャンの「あなたの人生の物語」はとても似ている感じがしたのです。

何言ってるかわからないと思うのですが、作品自体が何言いたいのかはっきりとはわからないので仕方ないんですよ。(;^ω^)
博学だった小松左京氏が、この宇宙の姿と、人間の未来、人間という存在について、思考を巡らせながら、科学的知識、宗教観なんかをもとに書き上げた短編集なのだと思いました。

難解です。いずれもう一度読み直してみようかと思ってる1冊です。

今日の帰りの東京駅の夜桜。グランルーフは今、パープルにライトアップされてます。

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この記事へのコメント

kinkacho
2019年04月03日 13:10
ごみつさん、こんにちは。
小松左京作品は短編集がお勧めです。
小松の膨大な知識と昔の旦那集の粋な感覚が長編より溢れ出ていると思います。
あの時代だからSFを書いたと思うので、現代作家なら何を書いたのだろうかと想像してしまいます。
ごみつ
2019年04月04日 00:27
kinkacho さん

こんばんは!

以前、「日本沈没」読んだ時、個人的にけっこう読みずらくて、小松左京作品、敬遠してたのですが、今回のこの短編集で目が覚めた感じです。

やっぱ短編集がお勧めなんですね!先日の「くだん」も読みたいし、これから色々と読んでみます。
楽しみです。

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