オクニョ 運命の女 その1

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獄中花

NHK総合で昨年4月から1年ちょっとかけて放送された韓国ドラマ「オクニョ 運命の女」全51話を鑑賞しました。

監督はイ・ビョンフン。とても期待していたドラマでしたが、今まで見てきた「トンイ」「イ・サン」「宮廷女官チャングム」と比べるとちょっとパワーダウンを感じさせる作品でした。

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でも、ドラマ作りはあいかわらずうまくて、毎週日曜日、実際のところ「大河ドラマ」よりも楽しみにしていた感じです。とにかく、気楽に見られる上に面白いので、ドラマの世界に入り浸っちゃうんですよね。

時代は16世紀、李氏朝鮮第13代国王、明宗の時代。

ドラマはある一人の女官が刀で切られ、瀕死の状態で、典獄署(チョノクソ)の前で見つかるシーンからはじまります。

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その女性は妊娠しており、女児を産み落とした後に息を引き取ります。女官を助けたチョノクソの役人チ・チョンドクはその女の子を引き取り育てる事に。

オクニョと名付けられたその女の子は成長し、チョノクソの茶母として働く毎日。

そんなある日、オクニョは秘密の牢獄に20年以上隔離され投獄されていたパク・テスという囚人の存在を知る。パク・テスは体探人(チェタミン)という宮中の暗殺組織の首領だったが、謀反の罪を着せられ死罪となるも、かつて彼を愛していた大妃(王の母親)が密に彼をここへ投獄していたのだった・・・。

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パク・テスから様々な武術を伝授されたオクニョは、やがてチェタミンとなるのだが・・


と、この後も複雑なお話が延々と続くので書ききれないのですが、自分の母親を殺した張本人である、尹元衡(ユン・オニョン)とその妻の鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)に復讐するまでのストーリーがお話の骨子です。

ユン・オニョンは大妃の弟で、王の叔父。当時、大きな権力を握り、小尹派(ソユンハ)派閥のリーダーとなっていた男で、妻のチョン・ナンジョンとともに民を苦しめながら権勢をふるっていたのです。

オクニョは、チョノクソからチェタミンへ、チェタミンの仕事に失敗した後は、またチョノクソへ戻りますが、無実の罪を着せられ、奴婢となり流刑になります。

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その流刑地で、 道教の祭事を司る昭格署(ソギョクソ)の署長の目に留まり、道流(トリュ)となり奴婢から平民に戻れる事に。トリュは占いをする役職。

その後、かつて冤罪人を助けるための朝鮮の弁護士制度であった外知部(ウェジブ)を復活させ、無実の罪を着せられた養父を助けるために、ソギョクソを離職します。

はたまた、不法な手を使ってもうけを独り占めしているチョン・ナンジョンの、仕事をかく乱させるために、自ら商団を作りそこの大行首(テヘンス)となったりもします。

そんな感じで、目まぐるしくお話は進展していくのですが、ちょっとオクニョがあんまりにもスーパーウーマンすぎて、浮世離れしてるんですよね。

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だから、ユン・テウォンとの恋愛シーンとかが、とってつけた様な感じなんですよ。で、結局、彼女の父親は前王の中宗だった事がわかり、実は王の妹であった事がわかったりして、スーパーウーマンここに極まれりでした。

それにしても、彼女が次々と色々な仕事をしていくので、あれこれと当時の事がわかったのは楽しかったです。ドラマとしてはちょっと詰め込みすぎ感は否めませんでしたが、オクニョも魅力的で楽しい1年間でした。

MBC - The Flower In Prison | Ok Jung Hwa (Opening Title)

https://www.youtube.com/watch?v=hK3JENrKYfQ&list=PLZRO6m9uOtEpAGcNHhe3sqIyUdHAa6Ntv&index=1

メインの登場人物紹介に続きます。

オクニョ 運命の女
講談社
チェ・ワンギュ

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この記事へのコメント

ノルウェーまだ~む
2019年05月26日 11:11
ごみつさん☆
51話ですか!?ううううう…
それはお疲れさまでした。ここまで見終えると愛着もひとしおになりますね。
私は説明文の半分くらいでもうギブアップな感じになってしまいました。
何しろ名前が似てるしコロコロ変わるし、登場人物もたくさんいますものね、私には無理だwa~~
でも自分がまるで宮中に入り込んだみたいで、楽しい1年間でしたね、次は何をご覧になるのかな?
ごみつ
2019年05月26日 17:26
ノルウェーまだ~む 様

こんにちは!
コメント有難うございます。

このドラマのイ・ビョンフン監督って、お茶の間ドラマ作りの天才って感じの人で、長いですけど、疲れる事なく楽しめるんですよ。
もしも何かチャレンジしてみるなら絶対に「宮廷女官チャングムの誓い」がお勧めです!

最近、HBOのどらま「ROME」をみたのですが、これも凄く良かったですよ。ヤマザキマリさんはこのドラマにはまって、「テルマエロマエ」を描く事になったとか・・。また追って記事にしてみます。

今は同じイ・ビョンフン監督の「馬医」を見てるのですが、職場の同僚が「エレメンタリー」にはまっていて、「見てくれ見てくれ」と言うのでそちらも鑑賞中。
どっちもなかなか面白いですよ~。
lingmu
2019年05月28日 10:09
ごみつ様

「オクニョ」は見ていませんが、チョンナンジョンが出て来るドラマなんですね。チョンナンジョンの一代記を描いた「女人天下」というドラマを見た事があるんですが、これがまあ、面白かったのなんのって。

なんと150話という長さで、ちょっとお勧めしかねるんですが、いま調べたら2001年〜2002年に韓国で放映されて、視聴率50%だったそうです。

私はたぶんその数年後にスカパーで見たんですが、毎週土曜日の午後2回ずつでしたから、約1年半かけて、150回もよく見たもんです。

卑賤の生まれのチョンナンジョンが、それを跳ね返すように成り上がって行き、美貌と才覚で富と権力を手に入れて、党争にまでかかわっていくその過程に、目が放せませんでした。

チョンナンジョンは、朝鮮王朝3大悪女の一人だそうですが、とても魅力的に描かれていて、いっそその悪女ぶりが爽快なほどでした。

チョンナンジョンと手を組む中殿(文定王后)や、側室の敬嬪も含め、その迫力といったら....まわりの男たちは影が薄く思えました。

清く正しく美しいデジャングムもいいですが、悪女の物語も捨てがたいです。

ごみつ
2019年05月29日 00:32
lingmu 様

こんばんは!
コメント有難うございます。

チョンナンジョンが主演のドラマがあるんですね!凄い面白そうですが、150話ですか!(;^ω^)
きっと、視聴率も良くて話数がのびていったのでしょうね。

「オクニョ」でもチョンナンジョンは、最大の敵って感じで、悪女ぶりが凄かったです。
「女人天下」見てみたいけど(ツタヤレンタルにはありました)、長すぎるので、いずれ機会がありましたら・・。(;^ω^)

今はプライムで無料なので「馬医」を見始めました。まだはじめの方なのですが、ちょっとづつ見ていきます。
これもNHKでやってた時、見れば良かったな~。

ドラマはやめられなくなるので、辛いですネ。

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