ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

One Upon A Time In Hollywood
2019年/アメリカ (監)クエンティン・タランティーノ
(演)レオナルド・ディカプリオ ブラッド・ピット マーゴット・ロビー エミール・ハーシュ ティモシー・オリファント ダコタ・ファニング ブルース・ダーン カート・ラッセル アル・パチーノ マイケル・マドセン
☆☆☆★★★

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http://www.onceinhollywood.jp/

20世紀のカルチャーって、1900年代からはじまって、皆さんそれぞれ好きなディケードがあると思うのですが、私にとっては60年代~70年代こそが最高なんです!

60年代~70年代は私は幼かったので、テレビによる後追いになりますが、60~70年代のアメリカのカルチャーが、今の私をつくりあげていると言っても過言ではない。

私の青春時代は80年代なので、懐かしさや同時代へのシンパシーで、結局切っても切れない関係にはあるものの、はっきり言って80年代以降のカルチャーはどう~でも良いんです。特筆すべきカルチャーはスティーブ・ジョブスのクリエイトしたもの位だと個人的には思ってます。

↓マーゴット・ロビーの演じるシャロン・テートも凄~く良かった。きれい!

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なので、この映画、もう最初から終わりまで最高!の一言。オープニングのコロンビアも古いコロンビアでしたよね。それとあの、70年代を思わせるちょっとあらい色彩と映像。白黒の画面と、さかのぼった50年代のテイスト。あとは、映画の間いにず~っと流れている音楽の数々。

気がつかれましたでしょうか、エンドクレジットも短かったですよね。昔はエンドクレジットって本当~に短かったですもんね。

ああ、これファンタジーだよ、あの素晴らしき時代を回顧しつつの、彼が愛したものをつめこみつつの、一大ファンタジーなんだ・・と、タランティーノと同い年の私は胸をふるわせっぱなしでした。

しかし!これは単なる回顧展ではないのです!!

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以前、夜中に「キル・ビル」を家でDVDで見て、「凄ぇ~なこの映画」と思いつつのエンディングで梶芽衣子の「恨み節」を聴かされた(笑)時の虚脱感をともなう感動っていうんでしょうか。あれこそが、タランティーノ節と言って良いと思うのですが、かように彼は非常に子供っぽい演出を平気でしてくるんですよね。

ちょっとあんまりネタバレしたくないのですが、あのラストのカタルシス!!これタランティーノによるあの事件への復讐物語なんですよね。奴らを成敗するのは無双ブラッド・ピット。あのエンディングのためだけにこの映画をつくったのは間違いないと思いました。そして。ここでやっと「ワンス・アポン・ア・タイム」の意味がわかるんです。

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さて、主演の2人はとっても良かったです。私、ディカプリオの役はイーストウッドがモデル?と思ってたのですが、どうやらバート・レイノルズらしいです。で、ブラピは彼のスタントをやってたハル・ニーダムなんですって!

It's a Man's Man's Man's Worldだよ、ベイビー。

前作の「ヘイトフル・エイト」がイマイチだったので、今回のタラはどうかしら・・と思ってましたが、これは物凄く堪能しました~。最高でした!それと映画の中に出てきた人気テレビドラマ「マニックス特捜網」がすんごい懐かしかった!吹き替えは田口計さんでした。見てた方、いらっしゃいますか~?


California Dreamin' | Once Upon a Time in Hollywood OST

https://www.youtube.com/watch?v=Vek4TbqZL3s


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この記事へのコメント

2019年09月26日 23:15
ごみつさん☆
すっかり楽しめましたね!?
タランティーノ自身が思い切り楽しんで作ったかんじが伝わってきましたよね~☆
私は「ヘイトフル・エイト」も好きでした。「マニックス~」?は知らなかったです。
ディカプリオとブラピのコンビがこんなにもしっくりくるとは思っても見なかったので感動すら覚えましたyo

ごみつ
2019年09月26日 23:51
ノルウェーまだ~む 様

コメント有難うございます。
そうそう、タランティーノ自身が凄く楽しんでこの映画をつくってるのがひしひしと伝わってきましたよね。

「ヘイトフル~」は犯人が女性だったり、それでもボコボコにされたりしてたのが、何となくイヤでちょっと楽しめない感じがあったんですよね。
これは痛快な復讐ファンタジーで、大いに楽しめました。

主役の2人は、両方とも大物すぎてちょっとハレーション起こしそうでしが、ブラピはそもそもこの手のオフビート出身なのでお得意な役どころだろうし、レオ様は演技力で全てをカバーしてました。
2人ともプロフェッショナル仕事の流儀でした。(笑)

記事にも書きましたが、私、子供の頃「何で、アメリカ人にうまれなかったんだろう?」と憤りながら生きてて、アメリカのあらゆる映画、ドラマ、アニメを見てたんですよね。
「マニックス」は火曜日、12チャンネルで放映してて、父親とよく一緒に見てたんですよ。懐かしかったです。('ω')
2019年09月27日 08:03
ごみつさん、こんにちは。
私、タランティーノ監督は食わず嫌いで、実は1作も見たことがないのです。
バイオレンスをエンターテイメントにしているというのが
私には合わなさそうで...

でも本作はブラッド・ピット&レオの競演だし
マーゴット・ロビーも大好きなので心が動いていました。
シャロン・テート事件を題材にしているというので
やっぱり無理... と思っていましたが
事件そのものは描かれていないのかな...?
というわけで、やっぱり心は揺れております。^^
2019年09月27日 11:19
感想記事、楽しみにしていました!

思えばM・ロビーのシャロンのあの出来栄えの良さは、タランティーノの"復讐物語"に不可欠な要素ですよね。ほんと、かわいかったです。
そして、L・ディカプリオのリックはきっちりバート・レイノルズっぽかったかも。さすがだわ~

そういったあれこれをふまえて、やはりもう一度観たくなりました。

そして記事を拝読していて思ったのですが、ごみつさんのブログとタランティーノ作品には一脈通じるところがあるような……
単に同い年で60年代のアメリカン・カルチャーに詳しいってだけじゃなくて、自分が好きなものをぎゅうぎゅう詰め込んでいるのに、なぜかふわっとした余白があって息苦い感じにならないところとか。
大好きです、その感覚。
ごみつ
2019年09月28日 02:39
セレンディピティ さん


( `ー´)ノ このコメント、ネタバレありです。

こんばんは。

ちょっとだけばらしてしまうと、この作品ではシャロン・テートは亡くなりません。ファンタジー映画だと思っていただいてOKです。

タランティーノは独特な作風の監督さんなので、好みは分かれてしまうと思うのですが、「ワンス・アポン~」は恐らく、彼の映画の中では最もバイオレンス度が低いと思いますし、タラ映画によく登場する変なキャラクターも出ません。
テーマがバイオレンスじゃないので、安心して見られると思います。
あと、前にもお勧めしたかも・・ですが「ジャンゴ」も良いですよ。

要注意は「レザボア・ドッグス」と「キル・ビル」です。(;^ω^)
ごみつ
2019年09月28日 02:46
Tae さん

こんばんは。

そうそう、バート・レイノルズがモデルと知った時、「あ~、確かにそれっぽい!」と納得出来ました。
ディカプリオって凄いよね、ホントにうまい。

初回はお話を追うだけで精いっぱいになるので、私もDVDになったらディテールをチェックしてみたいです。

それと記事について過分なお言葉をいただき、有難うございます!

文章の余白については、私の知識があまりにも軽量でふわっとしすぎているせいだと思います。(;^ω^) 精進したいと思います~~。(;^ω^)
kinkacho
2019年10月01日 13:38
ごみつさん、こんにちは。
ごみつさんはこの映画を目一杯楽しまれたのですね。
kinkachoはタランティーノ作品が苦手なのでダメでした。これは好みの問題なので仕方ないですね。
文化風俗も裳裾を引くようなのが好きなので...そういうことかな???
ごみつ
2019年10月01日 18:09
Kinkacho さん

こんばんは!

Kinkachoさんの評価が悪かったので、何となく期待しないまま見始めたのですが、個人的にはかなり気に入りました!こういう映画が好きなんですよね、やっぱ。

タランティーノくらい、クセのある監督だと、どうしても好みははっきりとわかれてしまいますよね。

これからも、「好きなものは好き!」「嫌いなものは嫌い!」で、感想発表しあって、盛り上がっていきましょう~~。( `ー´)ノ