特別展 三国志

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https://sangokushi2019.exhibit.jp/


2019年7月9日から9月16日まで、東京国立博物館で開催していた「特別展・三国志」を見に行って来ました。

「三国志」ファンとしては、開催の情報を知った時から心待ちにしていた展覧会です。

もう終了してかなり時間がたってしまいましたが、ちょっとした感想と心に残った展示物のご紹介とで、鑑賞の記録まで。

この展覧会には、2009年に河南省安陽市で発見された曹操高陵から発掘された文物が出展されるという事で、これが最大の目玉です。

↓この石牌が、曹操の墓である事の決定的な証拠となったそうです。

石牌
「魏武王常所用挌虎大戟」

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展覧会の初日である7月9日に、中華好きのお友達と3人で見に行ったのですが、大混雑では!?という不安は杞憂でした。「え?こんなもの?」って不安になる位の人手の中、ゆっくりと鑑賞出来ました。

三国時代の文物、そして曹操高陵からの出土品も興味深く、大いに楽しめました。今回の展示会は珍しく、全点、撮影可能で、私もパチャパチャとたくさん撮ってきました。個人的には俑(よう)が好きなので、気が付いたら撮ってきたのは俑ばっかりでした。(笑)

とても楽しかったのですが、個人的には横山光輝の関連の品や、人形劇の人形の展示はいらないかな・・っていうのが正直なところ。

まあ「三国志」は、様々な媒体で、大きな人気を博している作品なので、集客のためには仕方なかったのかもしれませんね。

10万本の矢の展示!

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以下、心に残った展示物をちょっとだけ。

倉天(そうてん)磚せん

土製 後漢時代・2世紀 1976~1977年、安徽省亳州市元宝坑1号墓出土 中国国家博物館蔵

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「倉天乃死(蒼天すなわち死す)」を含む3行の銘文を刻まれています。184年、黄巾の乱がはじまる!

撒菱まきびし

青銅製 後漢~三国時代・3世紀 1985年、陝西省漢中市勉県定軍山出土 勉県博物館蔵

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定軍山の戦いの地で出土したそうです。侵攻ルートに仕掛けたのは曹操軍か、劉備軍かはわからないそうです。


神亭壺しんていこ(一級文物)

青磁 三国時代(呉)・鳳凰元年(272)1993年、江蘇省南京市江寧区上坊墓出土 南京市博物総館蔵

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青磁の原点なのだそうです。

罐かん(一級文物)

白磁 後漢~三国時代(魏)・3世紀 2008~2009年、河南省安陽市曹操高陵出土 河南省文物考古研究院蔵

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中国磁器文化の礎ともいうべき白磁は、従来、6世紀末頃に出現すると考えられてきたが、これはその通説を300年以上さかのぼったもので、大発見だったそうです。

耳盃(じはい)

土製 三国時代(魏)1951年 山東省聊城市東阿県曹植墓出土 東阿県文物管理所蔵

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曹植のお墓から出土したそうです!旧版の「三国志」ドラマで、諸葛亮と魯粛が船の中でこの耳盃でお酒を飲んでたんですよね。それ以来、この酒器(実用品)を探し続けています。これでお酒が飲みたいんだ~!(笑)

もっともっと素晴らしい展示品がたくさんあったのですが、これ位で。実は最終日のもう一度行ってきたのですが、この日は大混雑でほとんどきちんと鑑賞出来ませんでした。残念です。

今は九州国立博物館にて開催中です。

おまけ

1 自分用のお土産はプログラムと、三国時代の地図。裏側は後漢の地図になってます。
会社用にはプリントクッキー

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2 場内に武将メーカーっていう機械があって、この機会の前に立つと、自分を三国時代の武将に変身させてくれます。

これ私。蜀の武将でした、ヤッタ~~!(笑)

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「三国志」めっちゃ面白いので、興味のある方は映画「レッド・クリフ」からででも是非!これより面白い戦国ものは世界広しと言えども、そうそうはないと思いますよ~!

諸葛亮孔明、命!(結局、ミーハーで終わる)

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この記事へのコメント

2019年10月05日 23:21
ごみつさん☆
お仕事お忙しい合間に展覧会に行けて良かったですね~
「レッドクリフ」は見ているのですが、何しろ歴史に弱いのでそこまでになっちゃってて…

一番上の石碑の上に載っているにょろりんとしているのは何ですか??
まきびし痛そう~~
10万本の弓矢は圧巻ですね!死にますね。間違いなく。
そしてごみつさんのお顔をこのような形で初めて拝見するとは・・・
凛々しいです!!
2019年10月06日 00:52
ごみつさん、こんばんは。
三国志展、ごみつさんはきっといかれるだろうなーと思っていました。
すいている間に、じっくり見ることができてよかったですね。
10万本の矢の展示、圧巻ですね! アートみたい。
こうして出土品の数々を拝見すると、
日本は中国の文化の影響をさまざまな形で受け継いでいるんだなーと
再確認する思いです。
青磁の原点という壺は細やかな細工がおもしろいですね。
カニちゃんがかわいい。
白磁の壺は美しい~
武将姿のごみつさん、凛々しいです~☆
ごみつ
2019年10月06日 01:16
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは!
コメント有難うございます。

中国史が好きなのですが、きっかけは「三国志」なんですよね。なので、とても楽しみにしてた展覧会です。

「レッド・クリフ」(赤壁の戦い)は、ちょうど「三国志」の中間あたりの一番盛り上がってる頃のお話なので、人気が高いんですよね。「三国志」って100年くらいの物語なんですが、ちょうどメインキャラクターが全員揃ってるのもこの頃なんですよ~。( `ー´)ノ

武将メイカーの私は、目がちょっと似てるかな~くらいで、こういう顔じゃないんですよ。(;^ω^)
雛型があって、そこに目とか口とかポイントだけはめこんでる感じなのですが、面白かったですよ。
男性なのに、姫になっちゃてる人もいました。(笑)
ごみつ
2019年10月06日 01:25
セレンディピティ さん

こんばんは。
「三国志」展はすごく楽しみにしてました~。
「三国志」って脚色されすぎちゃってるので、こういう歴史的な催しは新鮮で勉強にもなりました。

10万本の矢の展示、けっこう迫力ありましたよ。
孔明が、10万本の矢を集める様に言われて(集めないと殺される)、3日で集めてきた時のエピソードを展示したものです。

「三国」って、魏、呉、蜀の3つなんですが、「魏志倭人伝」の魏はこの魏なんですよ。日本は邪馬台国の卑弥呼の時代なので、ちょっと時代の感じがわかりますよね。

武将メイカーの私は、とりあえず全然似てないです。(笑)目がちょっと私かな~?くらいな感じです。(;´∀`)
でも、この機械、面白かったですよ。
himari
2019年10月06日 10:56
ごみつさん☆三国志展ではご一緒できてとても楽しかったです!
展示作品は後の時代に作られた作品からは「三国志」という伝記への人々の熱気がずっと今まで続いている事を感じ、さらに1800年前の当時の人が作った作品は本当にあの物語の人物が存在していたんだと実感でき感慨深かったです。
「倉天之死」と刻まれた磚や「魏武王」と刻まれた石の札などを目の前にすると、確かに時代は動き、曹操が活躍したのですよね。
ごみつさん、お忙しい中最終日にもう一度会場に行けて良かったです。とても人が多かったそうで鑑賞するのも大変そうでしたが英雄たちの遺品とともに同じ場所で過ごしたのですから!

これより面白い戦国ものは世界広しと言えども、そうそうはないと思いますよ~!

全く、同感です!
ごみつ
2019年10月06日 23:47
himari さん

こんばんは!
こちらこそ楽しい時間を有難うございました~。
中華料理も美味しかったですよね~。
実は、最終日に2回目行った時も、あのお店で焼きそば食べちゃいました。(;^ω^) ハーフサイズがあるんですよね。

2回目はブログ用にゆっくり見てまわろうと思ってたのに、超大混雑で辛かった~。入場するだけでも40分くらい待ちました。

そのせいってワケでもないですが、記事もやっつけみたいになっちゃいましたが、どんどん時間がたっちゃうので、とりあえず記録までって感じでいきました。
これでもけっこう、時間かかったので、himariさんの記事、さぞや大変だったろうと思います。見習わなければ!

「三国志」ってなんで、こういつまでも飽きないんでしょうかね。ホント、凄い時代、凄い作品だと思います。

武将メイカーはそれぞれ、魏、呉、蜀になって、私達も三国時代に突入しましたよね。(笑)
kinkacho
2019年10月07日 08:54
ごみつさん、こんにちは。
この展覧会では撮影可というのが衝撃でした。昔、中国で迂闊に撮影したら捕まりそうになったのが嘘のようです。
展示としては、マンガも人形も要らんから、もっと史料が欲しかったです。
kinkachoは九州で大宰府とセットで見るつもりだったのが、東京のチケットを当てちゃって皇居ランとセットになっちゃいました。
ごみつ
2019年10月08日 01:38
Kinkacho さん

こんばんは。
Kinkachoさんは、東京までの遠征で大変でしたね。当日は混んでましたか?

物語としての「三国志」は大ファンではあるけれど、この展覧会は、それこそ滅多にない機会だし、アカデミックに特化した内容だけで見たかったです。

それにしても日帰りなのに、皇居ランとは!でも、気持ち良かったのではないですか?
次、東京にいらっしゃる時は時間があったら、また是非お会いしたいです。東博の常設をゆっくり見るのも良いですよね。その時は、色々と教えて下さいね~~。!(^^)!