泣き虫弱虫諸葛孔明 全5巻

泣き虫弱虫諸葛孔明 全5巻
酒見 賢一 (著) 文藝春秋社
☆☆☆★★★

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2004年に1巻目の単行本が発刊となり、当時「三国志」そして諸葛亮に夢中だった私は即購入。息が止まるんじゃないかと思うくらい爆笑した第1巻、そして第2巻まで読みながらその後中断してしまっていたこのシリーズ。

ふとしたきっかけで、同僚が酒見賢一氏の大ファンである事を知り、残る3~5巻を貸していただきついにこの度読破いたしました!

1~2巻の感想ブログ記事はココログとともに消えてしまったので、あらためて内容を説明すると、諸葛亮のヘンテコさをメインに押し出した、三国志ストーリーになっています。爆笑に次ぐ爆笑ですが、決して二次創作みたいな作品ではありません。

正史、演義のストーリーを区別しつつの物語展開となっていて、軽く三国志の物語を(孔明の登場から死まで)たどっていける歴史小説です。

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「三国志」の物語背景を全くご存知ない方のために、またまた「レッド・クリフ」の冒頭解説を。これ便利なんですよね。(;^ω^)
厳密にはこの時点では、劉備軍は吹けば飛ぶ様な存在なのですが、若き孔明がこの頃参加した事により、ゆくゆくは魏、呉、蜀の三国体制になっていきます。

レッドクリフPart1 設定解説予告

https://www.youtube.com/watch?v=LAHdvNSsmfY


大爆笑の中、楽しく読み始めたこの作品も、劉備の死とともに、孤独な孔明の戦いへとシフトしていくとともに、シリアスな展開も多くなっていきます。

それにしても、やっぱ「三国志」って最高だな。これも何度も書いてるけど、これほど面白い戦国ものは世界広しと言えどもそうそうないと思います。

漢帝国滅亡へのきっかけとなった黄巾の乱から、三国全て滅亡して晋が出来るまで、おおよそ100年の物語の中で描かれるのは、現れては消えていく様々な人物たち、そしてその中を生き残っていく希代の英傑達。最後には三国の全てが滅び去ってしまう、諸行無常感。国破れて山河ありです。

この作品はどちらかと言うと、「三国志」の全体のストーリーを知っている人向けですが、諸葛亮ファンは楽しめる事請負ですよ。

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ただし、第伍部は文庫化されてません。600ページをこすハードカバーを毎日持って歩くのは大変でしたが、「三国志」ファンにはお勧めのシリーズです。

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この記事へのコメント

ヌマンタ
2020年03月20日 18:32
三国志演義は、どうしても創作が混じっているので、これを元にすると軍師のイメージになります。でも、私からすると、諸葛亮の本筋は軍務大臣だと思います。実際、小国であり辺境の地にある蜀が、中原で戦えたのは孔明が兵站を滞りなく遂行したからだと思います。これは本当に凄いこと。遠方の前線で戦う兵士を飢えさせないで戦うのは至難の業。日本はまったくダメでしたね。
2020年03月20日 20:38
諸葛孔明は確かに三国志でも異質な人物ですね。春秋戦国時代に、弱きを助ける任侠集団を生み出した墨家の気質もあり、小さい勢力に尽くすのが好きだった理由から劉備軍に付いたとか。

劉備という侠客のいわば大親分に気に入られ、「水魚の交わり」と評されるぐらいですから、儒教や法家にも通じながら、魏ではなく、マイノリティの側に付いたのは、水が合ったから、としか言えないですね。

三国志では、諸葛孔明が中国では最も人気のある人物ですね。月英という妻を得ていますが、その器量を郷里の村人達は笑い、孔明の妻選びは真似てはいけない、と揶揄したそうです。実際には月英は技術では優れた才女だったそうですが、何より心を大切にしていて、周囲に流されない落ち着き払った人だったと思います。

曹操に仕えなかったのも、徐州への侵略から逃れた苦い記憶があり、また、反感を抱いたからでしょうね。権力者に心を踏みにじられたわけですが、そんな事は普通ならば大した事は無いのですが、諸葛孔明を敵に回した事が、結果的には三国鼎立という均衡を生んだのですから、分からないものですね。
ごみつ
2020年03月21日 00:20
ヌマンタ さん

こんばんは。

私たちが普通、小説やドラマ、アニメなんかで知ってる物語は演義なので、実際はかなり違っていたのは確かですよね。

脚色された物語があまりにも面白いので、正史の方を無視しがちになっちゃいますが、孔明は本来は実務系の人ですよね。
だから劉備が死んだ後の、孔明は前線に出て行ったり、ホントに大変だったろうと思います。

蜀から桟道を通って、食料や物資を運ぶ苦労は、ちょっと想像を絶する感じしますよね・・。(゚Д゚)
ごみつ
2020年03月21日 00:33
隆 さん

こんばんは。

隆さんも「三国志」お好きですか!?(*'ω'*)

私は10年位前に「レッドクリフ」を見て、吉川英治のを読んで、中国ドラマを見て、その壮大さにすっかりはまってしまいました。
それ以来、中国史全般に興味が湧いて、今も少しづつ勉強中なのです。

曹操による徐州の虐殺があった頃、孔明は子供だったと思うのですが、きっと強烈な印象として記憶に残ったかもしれませんね。

私は三国志演技のマジカルな孔明が好きなので(笑)ミーハー気分が抜けてませんが、何はともあれ、とても魅力的な人物だと思います。
はまりはじめの頃は、毎日、孔明の事ばっかり考えたりしてました。(笑)

ところで!隆さんもブログをやってらしたのですね!実は、ブログはやってらっしゃらないのかしら?と思っていたのです。
明日は仕事なので、また後日ゆっくり、おじゃまさせていただきますね。!(^^)!
2020年03月21日 01:11
ごみつさん

ありがとうございます。他のブログさんでたまにコメントにリンクを付けていたので、もしかしたら、読んでられるかな?と思っていました。読んでいただけると嬉しいです。

「レッドクリフ」はブログでレビューを書いてありますよ。面白いですよね!曹操を悪玉と考える人も居ますけど、黄巾の乱農民軍の子息らを引き取ったかと思えば、献帝を支えて漢王朝の庇護者に為ったり、やる事が並外れていますね。リアリティ重視で、三国志正史の作者、蜀出身の文官陳寿でさえ、「破格の人」と評しています。

徐州への侵略というのも、その黄巾の子息らを精鋭に選抜して青州兵として使ったから、元々、勇猛な若い兵隊がやり過ぎた、という事もあると思います。

「レッドクリフ」は、赤壁の戦いを描いたものですが、金城さんの諸葛孔明も大活躍ですよね。長らく晴耕雨読で書生上がりの孔明が、戦場で、呉の軍議で、八面六臂の大活躍をするのは凄いですよね。何が彼の自信だったのか、と不思議に思います。

孔明は、兄の諸葛瑾が呉に仕えているんですよね。魏にも一族が居ます。でも、兄弟の絆が強くて、それが呉蜀関係を守っていたとしても、周瑜との良きライバル関係にも見所がありますよね。
ごみつ
2020年03月21日 22:44
隆 様

こんばんは。
ご返信有難うございます。

別の方のブログで時々をリンクをされていたのには全く気が付きませんでした。(;^ω^)
今回、こちらでブログの存在を教えていただいて良かったです。有難うございました。

私は諸葛亮ファンで、蜀びいきではありますが、結局「三国志」っていうのは曹操が物語をけん引しているんですよね。彼こそが「三国志」の主役だと思いますよね。

「レッド・クリフ」も記事にされてるんですね!後でおじゃまして読ませていただきま~す。
「レッド・クリフ」は、中国史の興味への扉となってくれて、世界を広げてくれた映画なので、感謝してもしきれない作品です。

何か、また「三国志」読みたくなってきたな~~。(*'ω'*) 思い切って演義読んでみようかな。

kinkacho
2020年03月23日 08:56
ごみつさん、こんにちは。
三国志はまあ普通には嗜んでます。
この時代が大人気なのは、三国志演義という作品とその追随作の存在のおかげですよね。本当に面白いもの。
宋末元初、明末清初、五代十国、五胡十六国の時代もめちゃくちゃ面白いのですが、それを流布する文学作品が無いんですよね。残念!
ごみつ
2020年03月23日 22:33
Kinkacho さん

こんばんは。

そうそう!中国の歴史は凄いので(笑)、ホントはもっと面白いエピソードもたくさんありそうなんですが、それを伝える文学作品がないんですよね。

Kinkachoさんがあげてる時代、どれもこれも面白い歴史小説で読んでみたい。五胡十六国はちょこっと本読んだりしたのですが、五代十国はよくわかんないのでもっと知りたいな。

勉強はまだまだ続くのである・・。(; ・`д・´)
lingmu
2020年03月25日 14:24
ごみつ様

お久しぶりです。「泣き虫弱虫....」全巻読まれたんですね。私は3巻目ぐらいまでで止まっています。第1巻は、本当に爆笑に次ぐ爆笑でしたね。「自動うどん製造機」を思い出すと、今でも笑ってしまいます。

酒見賢一の作品では、「陋巷に在り」が忘れられません。孔子とその弟子たちの冒険物語といったらいいのでしょうか。論語に出てくるエピソードや魯国の政治状況などを踏まえながらの、奇想天外なるストーリーテリングは、読み出したらやめられない面白さでした。

文庫本で10巻以上あったと思いますが、ごみつさんなら、きっとお気に召すと思います。とくに、孔子の生い立ちの話が面白かったです。

「三国志」自体が面白い物語なので、題材にした本やドラマは後を絶ちませんが、
この間、「三国志の秘密」という連続ドラマをテレビで見ました。これが、トンデモ三国志で、びっくりしました。

献帝には双子の弟がいるのですが、献帝病死後、その弟が連れて来られて、献帝になりすますのです。そのほかのメインキャラクターは、曹丕と司馬懿なんですが、みんなハンサム。

ニセ献帝は、とても有能で心優しい人物で、魏を立て直そうとしながら、曹丕や曹操との葛藤もありで、結構面白かったです。

でもメインはラブロマンスでして、ニセ献帝と伏皇后、司馬懿と弘農王(献帝の兄)の妃、そして、驚くなかれ、郭嘉と貂蟬のカップル!。郭嘉も、もちろんイケメンです。

蜀も呉もほとんど出て来ないので、どこが「三国志」だ?ってことですが、少女漫画のノリで、楽しく見ていました。
lingmu
2020年03月25日 19:51
ごみつ樣

間違いました。すみません。
献帝は魏を立て直そうとした ではなく、漢王朝を立て直そうとした
です!
ごみつ
2020年03月26日 01:11
lingmu 様

こんばんは!
先日はせっかくお寄りいただいたのに、ほとんどお話も出来ず失礼いたしました。
最初、「どこの版元さんだったっけ!?」と一瞬固まってしまいました。(笑) lingmuさん、出版社の人みたいな雰囲気があるんですよね。

「陋巷に在り」は、前にもお勧めしていただいた事がありましたよね。実は、酒見ファンの同僚からも進められて、1巻目を借りているところです。読んでる最中の本があるので、それが終わったら読み始めます!楽しみ、楽しみ。

「三国志の秘密」面白そうですね。ラブロマンスはちょっと・・な感じですが(^-^; 郭嘉と貂蟬のカップルとは、これ聞いただけで、ちょっと萌えモードになりました!いや、私、郭嘉、好きなんですよね~。機会があったら是非見てみたいです。

アマゾンプライムに「孔子春秋」がアップされてたので、今はそれを見ていますよ。あと、ちょっと平清盛に今日が湧いていて、未見だったNHK大河ドラマ(松山ケンイチの)をDVDレンタルで鑑賞スタートしました。

本当は暖かくなったらまた是非お会い出来ればと思ってたのですが、今はコロナで無理そうですね~。落ち着いたらまたお食事しながら色々お話しできると嬉しいです。!(^^)!
ごみつ
2020年03月26日 01:13
lingmu 様

私も間違えました。( ̄▽ ̄;)

誤 平清盛に今日が湧いていて

正 平清盛に今興味が湧いていて

です。( ̄▽ ̄;)
lingmu
2020年03月27日 22:21
ごみつ様

これから「陋巷に在り」を読み始めるとは、うらやましい! 
存分にひたってください。

清盛ですか? 私は大河ドラマは見てないんですが、橋本治の「双調平家物語」は、とても面白かったです。平家物語といっても13巻ぐらいあって、中国の古代から始まり、日本の飛鳥、奈良、平安と続き、5、6巻目でやっと平家の話になるという、長大な物語なんです。

平家以前の部分も、大化の改新、壬申の乱、仲麻呂の乱等々の政治闘争、天皇家と貴族、特に摂関家との関係がとてもくわしく描かれていて、日本の古代史も、スケールこそ劣るものの、中国に負けないくらい面白いなと感じさせてくれます。

ごみつさん、是非またお会いしましょう。
コロナウイルス が収束する日まで、くれぐれもお気をつけて。
ごみつ
2020年03月29日 00:44
lingmu 様

こんばんは!
ご返信有難うございます。

今、読んでる本がもうすぐ終わります。「陋巷に在り」早く読みたいよ~。

実は、アマゾンプライムに80年代にテレビ放映されてた「まんが日本史」がアップされてて、見たらすっごく面白いんですよ。
小学館とタイアップした子供向けアニメなんですが、サクサクっとした内容ながら勉強になります。

で、私も、中国史みたいなスケール感はないけど、日本史も面白いな~~と、lingmuさんと同じ事を感じたんですよね。

元寇の時は神風吹いて、ホント嬉しかったナ。(笑)

とりあえず今、応仁の乱あたりまで見たのですが、どの時代もホント面白い!中国史とあわせて日本人なんだから日本史ももっと勉強せねば!ととりあえず山川出版の日本史の教科書も買いました。(笑)

歴史って面白いですよね。平家物語も何か読みやすそうなのいつか挑戦したいです。お会い出来る日を楽しみにしております。(*'ω'*)
だぶるえんだー
2020年03月29日 09:23
  おはようございます。ぼくはこの作品を読んだことがないのですが・・・・・・・・ぬ、著者の酒井先生は、アニメ
「雲のように風のように」
の原作者ですな?なつかしい。興味が湧きました。
  三国時代の蜀は季漢と呼ばれることがあるそうです。漢帝国のすえっこ。運よく魏を破り(例えば、内部分裂につけこむとかで)統一政権になっていたらもっと華やかな名をもらえたのでしょうけれど。
ごみつ
2020年03月29日 23:57
だぶるえんだー 様

こんばんは!
コメント有難うございます。

アニメ「雲のように風のように」は酒見さんの「後宮小説」が原作なんですね。こちらもいずれは読んでみたいです。

ところで蜀漢が、季漢って呼ばれる事もあるのも初耳でした!で、調べたら蜀の楊戯によって書かれた「季漢輔臣賛」が元になってるんですね。でもって、これ「正史・三国志」蜀巻の楊戯伝に全文掲載されてるんですね。

蜀巻は持ってるので今、調べたらありました!ず~~っと後ろの方なので読んでなかったのです。
早速読みます。だぶるえんだーさん、本当に有難うございます。( ;∀;)
2020年03月30日 19:15
季漢は、四川、蜀に本拠を置いていましたから、中原の漢とは別物でしょうね。

漢は二度滅んでいますから、魏への禅譲というのは、漢の後継者が曹氏だとするもので、蜀というのは劉氏の正統を為す為の挑戦でもありますね。劉備が中山請王の劉氏の末裔を自分達の旗印に掲げられた、皇帝の子孫を自称出来たのは、漢の権威を恐れていなかったからでしょう。

劉備の率いる侠客と、諸葛孔明のまとめあげた名士との共闘というのは、地方政権が中央の国家権力に挑むようなものですよね。

侠客というのは、いわば流れ者ですから、確たる本拠は無いわけです。劉備軍には、関羽、張飛、趙雲といった一騎当千の強者は居ても、必ずしも戦争に強く無かったというのは、軍団、将兵じたいに郷里を自衛する愛が無かったからだと思います。孔明の参入によって、軍師が得られなかったという理由も大きいでしょうけどね。
だぶるえんだー
2020年03月30日 22:50
  いつもお返事ありがとう。ぼくはひねくれているので蒼天航路から三国志ワールドに踏みこみました。珍しいでしょうか。
  晋が滅び大混乱が始まったとき、匈奴の英雄が漢という大国を建てたそうです。なぜ漢なのか(匈奴系なのに)。この英雄はだいたい次のように説明したそうです。
「漢は長く天下を支配し人心をつかんでいる。劉備があれっぽっちの領土で中央と張り合えたのはそのせいだ。わしらも乗っかるとしよう」
   はて、これは漢の再興と言うことになるのでしょうか?
ごみつ
2020年03月30日 23:36
隆 様

こんばんは。
隆さんも、季漢という名称、ご存知だったのですね。私は「三国志」好きと自称しながら不勉強でした~。(;´∀`)

やっぱりどんな大帝国でも、寿命(天命)があるんですね・・。滅亡しない王朝なんてありませんよね。それにしても、やっぱり漢王朝からの正式な後継者は魏っていう事になるんでしょうね。

劉姓はそれこそ、凄い人数いたでしょうから、劉備が名をなせたのは、やっぱり漢の力が衰えたからこそなのでしょうね。
何か、劉備は劉邦に似てるところが多いので、生まれ変わりなんじゃない?と思ったり。(;^ω^)

それにしても、中国史は本当に面白いですね。
ごみつ
2020年03月30日 23:47
だぶるえんだー 様

こちらこそ、いつも貴重な情報、有難うございます。

「蒼天航路」は、私も大好きです!コミック全巻揃えて、イラスト集まで持ってましたが、引っ越しの時に売ってしまいました。
あれは、ホントに素晴らしいマンガでしたよね。

孔明が変態すぎて笑っちゃいますが、関羽がかっこ良かった。あと、曹操陣営のメンバーは曹操本人はもちろんの事、みんな魅力的でした、特に夏侯惇!

以前「北魏馮太后」という中華ドラマを見た時に、五胡十六国についてちょこっと本を読んだりしたのですが、五胡は、春秋戦国時代の国名をたくさんつけてますよね。
国の名前の背景にある、歴史の重みみたいなものへの憧れ、または箔付けみたいな意味があるのかしら?

面白いですよね。(*'ω'*)
2020年03月30日 23:55
ごみつさん、皆さん、こんばんは。

蒼天航路という漫画から、僕は三国志を好きになりました。吉川三国志も読んだ気がしますが、曹操の悪役ぶりというよりは、劉備の善玉さが鼻に付いた気がします。

その理由は、今考えると、ヒールというのは敵方に回るだけですが、ヒーローは王様や指導者として君臨しますから、民草としての生活に密接な関係があるからだと思います。

蒼天航路は、曹操が儒教を敵対視しているのが、印象深いですが、これは演義のように分かり易い善悪観ではなく、双方に言い分や理論があっての対立としています。

蜀漢正統論というのは、後世の漢民族政権が後付けしたイデオロギーですね。蒼天航路では、劉備が中原を抑えていないのに、漢中という漢の旗揚げの地を得た事によって、漢中王を宣言するくだりがあります。匈奴の英雄が漢を称したのは、漢の再興を唱える事によって、劉備のようにまだ見ぬ中華の版図を尽く手中に収める、という「宣言」だったのでは無いでしょうか。

あれ、異民族が中国王朝の支配階級に為ったのって匈奴が最初でしたっけ?
2020年03月30日 23:59
ごみつさん。

中国映画用ブログを立ち上げたばかりですが、メインはリンク先のブログです。

また、中国映画は週末とかに語らいたいと思いますので、是非お越しください♪
だぶるえんだー
2020年03月31日 22:40
  蒼天航路ご存知でしたか。ぼくの場合、官渡の決戦で夏候惇が雑兵と知り合うあたりが忘れがたいです。さ、山隆・・・・・・・(涙)。ちゃんと下々も見ていますね王先生。
  中華時代劇ですと、最近では小学館の
「海帝」
が熱いですよ。まだ連載継続中でどうなるかわかりませんが。
ごみつ
2020年04月01日 00:18
隆 様

こんばんは。
隆さんは、映画のブログと中国もののブログとわけてらっしゃるんですね。
休みの日に、ゆっくりと寄せていただきますね。

それと!隆さんも「蒼天航路」かが三国志に入られたんですね。あれは本当に良いマンガでした。
曹操の生涯が魅力的に、ドラマチックに描かれていて、夢中で読みました。あ~あ、引っ越しの時、売らないで残しておけば良かったな~。

異民族が一部の地域であれ支配階級になったのは、匈奴が最初ですか?またおいおい私も調べてみます。

中国史、ホント、面白いです。
ごみつ
2020年04月01日 00:24
だぶるえんだー 様

こんばんは。

そうそう!私もだぶるえんだーさんがあげてらっしゃる、夏侯惇が雑兵に格下げされちゃったエピソードが一番好きです!あそこは泣いちゃいますよね。私、官渡の戦いのシーンは何度も読み返しては泣いてました。(´;ω;`)

「海帝」って、鄭和を描いたマンガなんですね!うわ~、面白そう!いつか読んでみたいです!
だぶるえんだー
2020年04月08日 07:44
  王泉根という人の著作も楽しいですよ。中国版の森岡浩というところです。
  季漢や東晋の運命を見ると、つい後ウマイヤ朝と比べてしまいます。幸運もあったでしょうけれど、クライシュのタカはやはり優れた指導者だったのでしょう。
ごみつ
2020年04月08日 22:12
だぶるえんだー 様

こんばんは。
私、イスラム系の王朝については、不勉強で全然わかんないんですよね~。(;´∀`)
おいおい、そっちも歴史を辿ってみたいです。

色々な国の歴史を、俯瞰しながら全体像が見える様になったら楽しいだろうな~。

あと、王泉根っていう方、調べたのですが、わかりませんでした・・。有名な方ですか?歴史学者みたいな方なのかしら?
だぶるえんだー
2020年04月09日 07:52
  王泉根先生は、失礼ながら無名ですよ(海の向こうでは有名かもしれませんが)。姓氏に関するよもやま話を書いているひとです。
  名字や姓氏にこだわるのは、東アジア特有の文化なのでしょうか。欧米ではもっと、こう、杜撰な気がいたします。ファーストネームがいつのまにか名字になっていたりするんですからね!!
ごみつ
2020年04月09日 23:39
だぶるえんだー 様

こんばんは。
お返事有難うございます。

王泉根さんは無名(日本では)の方だったんですね。
それにしても、あちらでも「日本人のおなまえ」みたいな番組があるんでしょうかね。
中国には字(あざな)とかもあるし、名前に関する蘊蓄なんかも奥が深そうですね。(*'ω'*)