馬医

馬医 마의

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馬医(ばい) マイ オープニング
https://www.youtube.com/watch?v=2HPsE-b3i5A&list=PLcD6S5Ww3UgmpjKL8mWiPgpylYqey-16t&index=6

イ・ビョンフン監督のドラマ「馬医」全50話をアマゾン・プライムで鑑賞。面白かったですよ。やっぱ、イ・ビョンフン監督はお茶の間ドラマ作りがうまいです。

17世紀初頭の李氏朝鮮王朝時代。賤民(奴婢)の更に下の最下層である白丁から馬の獣医を経て、最終的に王の主治医にまで上り詰めた実在の医師、白光炫(ペク・クァンヒョン)(1625年 - 1697年)の生涯を脚色して描いたドラマです。

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物語はペク・クァンヒョンの父親である、カン・ドジュン(トジュン)が両班でありながら医官となり、実は馬医出身である事を隠しているイ・ミョンファンと医女チャン・インジュと身分を超えた絆で結ばれていた時代からはじまります。

この時代、医官や医女は基本的には卑しい仕事であり両班がやる仕事ではなく、獣医である馬医はほとんど最下層の人達の仕事です。

↓ 左からカン・ドジュン チャン・インジュン イ・ミョンファン

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しかし朝廷内での陰謀劇に巻き込まれてしまったイ・ミョンファンは、親友であるカン・ドジュンを陥れ死罪とさせてしまう。そのかわりに、イ・ミョンファンは権力者の後ろ盾を得て成功をおさめていく。

カン・ドジュンには間もなく生まれる子供がいた。男子だった場合はその場で殺し、女子だった場合は奴婢にする事が決まる。不幸にも男子が生まれてしまったが、医女のイ・ミョンファンと、カン・ドジュンに女の赤子の命を救われた賤民のペク・ソックとが協力し、赤子を入れ替えてしまう。

そして実は高貴な生まれであるカン・ドジュンの息子は、ペク・クァンヒョンとして賤民の子となり、ペク・ソックの実の娘であるカン・ジニョンは奴婢となるも、イ・ミョンファンによって救われてカン・ドジュンの家の後継者となる。

↓ 左からクァンヒョンの兄弟分チャボン 馬医として育ててくれたチュ・ギベ カン・ジニョン

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↓ このドラマの悪役イ・ミョンファンの息子、イ・ソンハ。このドラマの中で一番苦しい目にあったの彼じゃないかな。

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こうして数奇な運命にもてあそばれた2人の若者のドラマを軸として、ペク・クァンヒョンが父親から受け継いだ才能、そして命は動物であれ、どんな身分の人間であれ、平等であるという志のもと、医術の腕をあげていくまでが描かれています。

動物がたくさん出るので楽しいし、ペク・クァンヒョンを演じてるチョ・スンウが魅力的で、50話、ハラハラドキドキしながら堪能出来ました。

↓ ペク・クァンヒョンは次の王、粛宗の時代には崇禄大夫(正一品相当)にまで上り詰めたそうです。

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↓ クァンヒョンによって乳がんの手術で助けられた未亡人のソ・ウンソ この人きれいだったナ~。

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↓ 淑徽(スッキ)王女。お転婆王女様。王様の妹。クァンヒョンに超身分違いの恋をしていてめちゃくちゃ可愛かった!

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↓ 朝鮮王朝第18代の王・顕宗 

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イ・ビョンフン監督のドラマの定番スタイルですが、シリアスな部分とコミカルな部分を塩梅よくつなげていって、決して重たいドラマにならないところが良いんです。そして、予定調和的に展開して、物凄くひどい事はほとんど起こらないのであんまり心配しなくて良いので疲れないんですよね。

↓ クァンヒョンの医官仲間。一番右のユン・テジュは最初エリートのライバルだったのに、いつの間にかこの3馬鹿トリオの一員になってしまってました。(笑)

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それにしても、とっても気になったのはこの時代の外科手術についてです。ペク・クァンヒョンは、朝鮮において、病巣を根本から除去する外科的治療法を確立した人物なんですよね。

これは彼がもとは馬医だった事が大きく影響していて、人間では試せない治療を馬では試せていたワケなんです。なので、手術具を煮沸すれば手術後に、今でいう感染症を併発しない事も発見したりしています。

↓ これね、鍼灸銅人経って言って、ツボにきちんと鍼をさすと水銀があふれてくる人形です。面白い。

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それと漢方の薬草の知識もたくさん紹介されていて、「宮廷女官チャングム」の薬膳の知識の紹介の多さを彷彿とさせました。昔の人たちは、全てが薬草頼みなので、本当に凄いな・・って思いますよね。

ペク・クァンヒョン、そしてカン・ジニョンの波乱万丈な人生を楽しめるドラマですので、李氏朝鮮ドラマのお好きな方は是非。

Gwang Hyeon x Ji Nyeong - Only One Thing
https://www.youtube.com/watch?v=zbm0Ugz3e74

見てね~!

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韓国ドラマ・ガイド 馬医 前編 (教養・文化シリーズ) - NHK出版
韓国ドラマ・ガイド 馬医 前編 (教養・文化シリーズ) - NHK出版

韓国ドラマ・ガイド 馬医 後編 (教養・文化シリーズ) - NHK出版
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この記事へのコメント

2020年04月05日 23:59
ごみつさん、こんばんは。
俳優さんたちも魅力的ですし
歴史ドラマとしても医学ドラマとしても
興味深く見れそうですね。おもしろそう!
ちょっと花岡青洲の妻を思い出しました。

ところで先日、話題の?「82年生まれ、キム・ジョン」を読みました。
これもおもしろかったです。
きっとそのうちに映像化されるのではないかしら?
ただ韓国の方のお名前って慣れてないせいか
映画や本ではなかなか区別がつかなくて、苦労します。^^;
ごみつ
2020年04月07日 00:49
セレンディピティ さん

こんばんは。

「花岡青洲」は、麻酔の実験を猫でやるのが可愛そうで、ちょっと辛いです。
動物実験後に、お母さんとお嫁さんが実験台になるのも凄いですよね。

韓国(どの国でもでしょうが)のお茶の間歴史ドラマは、色々と脚色されまくりですが、この頃の医学の様子なんかがわかるのが面白かったです。

韓国の名前はわかりにくいですよね。ホントは漢字表記もあるのですが、そうなるとまたなおさらわかりにくくなりそうです。

これは漢字圏の国同士の宿命でしょうね。逆に、中国や韓国の人もきっと日本の名前覚えにくいと思うよね。(;^ω^)