2020年5月に見た映画

5月は大型連休があったので、けっこうな本数の映画が鑑賞出来ました。記事にしていなかった9本(多い!)をまとめてサクっと!

「第九軍団のワシ」
The Eagle
2010年/イギリス・アメリカ (監)ケヴィン・マクドナルド
(演)チャニング・テイタム ジェイミー・ベル ドナルド・サザーランド マーク・ストロング 
☆☆☆★★

91sY9GJk46L._AC_SY445_.jpg

ローズマリー・サトクリフのベストセラー児童小説の映画化。原作は児童向けですが、映像描写はハードで大人向けです。アマゾンプライムで鑑賞。

ローマ軍最強といわれる第九軍団の兵士5000名がブリタニアの地で突如、全員姿を消してしまった・・っていう史実をもとに創作された物語です。ブリタニア(イギリス)、未開の地で恐ろしく野蛮なんですよ。途中でローマ軍も「もうやめた、ここ」と撤収しちゃうんですが、ハドリアヌスの長城っていう、万里の長城のミニスケールみたいな壁を残しています。

第九軍団のリーダーだった父親の汚名を晴らすために、ハドリアヌスの長城を超えて、失われたワシの黄金像を探しに行くお話です。

なかなか面白かったですよ。ローマ帝国好き、未開の地ブリタニアに興味のある方にはお勧め。チャニング・テイタム、良かった。

ハドリアヌスの長城 世界遺産です。

P8200046x-thumb.jpg

「超高速!参勤交代リターンズ」
2016年/日本 (監)本木克英
(演)佐々木蔵之介 深田恭子 井原剛志 寺脇康文 上地雄輔 古田新太 近藤公園 渡辺裕之 宍戸開 大鶴義丹 富田靖子 西村雅彦 市川猿之助 石橋蓮司 陣内孝則
☆☆☆★

91jWogiQ+iL._AC_SY445_.jpg

1作目がなかなか面白かったので、アマゾンプライムで鑑賞。これはガッカリ映画だったな~~。

1作目は江戸行きのドタバタでしたが、今回は帰り。前作で湯長谷藩に煮え湯を飲まされた老中の陣内孝則が、復讐を企てるお話です。

1作目はアイデアで成功しましたが、結局どうあっても二番煎じだし新味もない。悪い老中の陣内孝則がバカすぎるのもゲンナリ。西村雅彦の面白いシーンも少ないしぃ~。

「名探偵ピカチュウ」
Pokemon Detective Pikachu
2019年/アメリカ (監)ロブ・レターマン
(演)ジャスティス・スミス キャスリン・ニュートン 渡辺謙 ビル・ナイ
(声)ライアン・レイノルズ
☆☆☆★★

71a4P9zZrjL._AC_SY445_.jpg

先日テレビ放映されてましたが、私は、職場の同僚からDVDを借りて鑑賞。原語版のピカチュウはライアン・レイノルズが吹き替えてるので英語で見れて良かった。いずれ、西島秀俊の吹き替えも観てみたいな。

ポケモンのハリウッド実写映画化作品。長く離れて暮らしていた父親が事故死したという知らせを受け、息子のティムは父親が働いていたライムシティを訪れる。そこは人間とポケモンが共存する町。父親の事務所で、ティムは人間の言葉を話すピカチュウと出会う。(ただし、他の人間にはピカピカとしか聞こえない)

父親のパートナーだったというピカチュウとともに、父親の死の真相を調べ始めるのだが・・。

ピカチュウが可愛いので、まあまあ楽しめました。ポケモンはゲームもやらないし、アニメも見てないので他のキャラクターは全然知らないのですが、色んなモンスターが登場しますよ。ポケモン好きならお勧め。

「人生模様」
O Henry's Full House
1953年/アメリカ 
☆☆☆★★★

ダウンロード.jpg

これはO・ヘンリーの5つの作品を5人の監督が撮ったオムニバスです。全員超有名監督ばっかりだし、これね、何と物語の進行がジョン・スタインベックなんですよ!すごい貴重。アマゾンプライムで鑑賞しました。

o1179065914546289866.jpg

「警官と讃美歌」(監)ヘンリー・コスター (演)チャールズ・ロートン マリリン・モンロー
冬を過ごすために、何とか刑務所に入ろうと画策する浮浪者だがことごとく失敗。教会で賛美歌を聞いて「これからは真面目に生きて行こう」と決心した途端に逮捕されるお話です。途中で無名時代のマリリン・モンローが出ますがめちゃくちゃ目立ってました。

house anthem monroe.png

「クラリオン・コール新聞」(監)ヘンリー・ハサウェイ (演)ディル・ロバートソン リチャード・ウィドマーク
書くと長くなるので省きますが、これはちょっとした心理サスペンス劇です。幼馴染で恩人でもある殺人犯との間で起こる、義理人情と正義との間で悩む新聞記者の男の姿を描いた作品。殺人犯を演じたリチャード・ウィドマークが強烈な印象を残します。

「最後の一葉」(監)ジーン・ネグレスコ (演)アン・バクスター ジーン・ピーターズ
有名なThe Last Leafです。落ちぶれた売れない画家の老人が、隣人の娘のために生涯最後の傑作を壁に描き、命を落とす。やっぱり泣ける作品です。

「赤い酋長の身代金」(監)ハワード・ホークス (演)フレッド・アレン ソウカー・レヴァント
身代金をせしめようと誘拐した子供が超モンスター悪ガキだったっていうコメディ。あんまり笑えなかったな~。それにしてO・ヘンリーの作品のテーマの多彩さには驚かされます。

「賢者の贈り物」(監)ヘンリー・キング (演)ジーン・クレイン ファーリー・グレンジャー
「最後の一葉」と並んで代表作ですが、これはこの5作の中で最も良かった。優しく愛に溢れる雰囲気がとても心地よい一編に仕上がってました。

「トランスフォーマー/ロストエイジ」
TRANSFORMERS: AGE OF EXTINCTION
2014年/アメリカ (監)マイケル・ベイ
(演)マーク・ウォールバーグ スタンリー・トゥッチ ニコラ・ペルツ リー・ビンビン (声)ピーター・カレン ジョン・グッドマン ロバート・フォックスワース 渡辺謙
☆☆☆★★

A1LDjTkxtoL._AC_SX342_.jpg

特撮映画大好きな私ですが、実は「トランスフォーマー」はなぜかあまり好きになれず3作目で鑑賞撤退してました。とは言え、あと2作だしがんばって見てみる事に。アマゾンプライム。

開巻いきなりの恐竜絶滅の真相からはじまり、ここで恐竜好きの私はゲンナリしてしまったのですが、本編に入ってからは主役がシャイア・ラブーフからマーク・ウォールバーグに変わったからなのか何なのか、かなり楽しく鑑賞出来ました。

ただトランスフォーマー達の造形はあんまり好きになれない。(オプティマスプライムは良い)侍タイプのオートボットの声、渡辺謙なのね。

5作目最終作の「最後の騎士王」も早く見るぞ~。

「ことの終わり」
The End Of The Affair
1999年/イギリス・アメリカ (監)ニール・ジョーダン
(演)レイフ・ファインズ ジュリアン・ムーア スティーヴン・レイ イアン・ハート
☆☆☆★★

41FPpdWIiGL._AC_SY445_.jpg

グレアム・グリーンの原作が非常に良かったので、映画版をDVDレンタルにて鑑賞。

この作品は心理劇なので、映像化は難しいだろうと思ってましたが、ニール・ジョーダン監督は無難に映像作品としてまとめてあり悪くなかったです。

仕方ないのでしょうが、エピソードをあれこれ改変してあったり、はしょられてる内面心理もたくさんあり、これは絶対に原作を読んだ方が良いです。原作を読んでたせいで、どうしても不満が生じてしまたのが残念。

この作品はただの煽情的な不倫ものじゃないんですよ、テーマは神の存在の如何に及んでいる作品なのです。

この映画のこの1曲 

美しい曲で、深い印象を残します。

Diary of hate - Michael Nyman ("The end of the affair")
https://www.youtube.com/watch?v=ydIVXPWX2no


「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
Thor: The dark World
2013年/アメリカ (監)アラン・テイラー
(演)クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン トム・ヒドルストン アンソニー・ホプキンス ステラン・スカルスガルド イドリス・エルバ アドウェール・アキノエ・アグバエ ザッカリー・レヴィ 浅野忠信 レネ・ルッソ
☆☆☆★★

71421SuHnNL._AC_SL1000_.jpg

MCUを振り返るシリーズ第8段。DVDレンタルで鑑賞。

久しぶりで見直しましたが、やっぱりこれはイマイチかな~。お金もかかってるし、これだけのキャストですから、楽しくないワケはないんですけどね。

思うに、「ソー」のシリーズは、神話がベースだけに、やたら大げさになっちゃうんですよね。人間たちと住んでるディメンションが違うっていうか。なのでアベンジャーズシリーズに組み込むのにはとても大変なキャラクターなんですが、クリヘム、そしてトム・ヒドルストンの魅力でゴリ押ししてるんですよね。

しかし王位よりもナタポーを選ぶ、ソーもどうかしてるよな。(笑)


「赤穂城断絶」
1978年/日本 (監)深作欣二
(演)萬屋錦之介 千葉真一 松方弘樹 西郷輝彦 渡瀬恒彦 近藤正臣 原田美枝子 丹波哲郎 芦田伸介 三田佳子 岡田茉莉子 三船敏郎
☆☆☆★★

yan_yanai1941-img454x599-1443381815ripb5f7205.jpg

錦之助おっかけ作品。アマゾンプライムで鑑賞。この映画、この他オールスターキャストで、製作の裏側にも紆余曲折あったみたいなので、興味のある方はWikiとか見てみて下さい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%A9%82%E5%9F%8E%E6%96%AD%E7%B5%B6

言わずと知れた忠臣蔵映画ですが、これ、70年代の雰囲気に溢れてて、私はあんまり好きじゃないな。「柳生一族の陰謀」と似た感じ。オープニングの70年代的安っぽい音楽もイヤだ。

上映時間が2時間40分で、その中に「忠臣蔵」の話を詰め込んでる上に、メインストーリーよりも、脇にいる血気盛んな義士たちのエピソードを盛り込んできているので、消化不良な感じのする作品でした。

ただ外伝っぽいところを物語の中心にもってきたのは、この映画の特色となるので、それはそれで面白かったです。

そんなこんなで大石内蔵助の出番が少ないんですよ。錦之助さんが見たかったのに~。

「アップグレード」
Upgrade
2018年/アメリカ (監)リー・ワネル
(演)ローガン・マーシャル=グリーン ベティ・ガブリエル ハリソン・ギルバートソン
☆☆☆★★

175734_01.jpg

アマゾンプライムで鑑賞。全く知ってる俳優さんが出てないのですが、AIが好きなもんで食指を動かされ鑑賞。

近未来。謎の組織の襲撃により、妻を失い重傷を負ったグレイは、実験中のAIチップのSTEMの移植手術を受け、超人的な身体能力を手に入れる。彼は妻を殺した犯人をつきとめるために、STEMとともに捜査を始めるのだが・・。

これ面白かったですよ。グレイは脊髄を損傷して首から下が動かせないし痛みも感じないのです。STEMが体を動かしてくれるのですが、STEMとは脳内で会話も出来るのです。

意外性がメインの作品なので、後はご覧になってみて下さい。近未来社会の様子も本当に近いうち実現するであろう現実感があって良いです。

主役のローガン・マーシャル=グリーンが、何かトム・ハーディーに似てるんですよ。兄弟かな?とか思っちゃうくらいで、彼がトムハっぽいので、それだけでもこの映画、かなり見やすくなってます。なんか、信頼できる感じがしちゃうんですよね。(笑)

Upgrade.jpg


さて、東京では「東京アラート」っていうのが発令されちゃいましたね。もう少し、気を引き締めていかないとですね。せっかく緊急事態、解除されたので、少しづつでも普段の生活を取り戻していきたいですね。

第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579) - ローズマリ サトクリフ, C.ウォルター ホッジス, Rosemary Sutcliff, 猪熊 葉子
第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579) - ローズマリ サトクリフ, C.ウォルター ホッジス, Rosemary Sutcliff, 猪熊 葉子



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2020年06月03日 22:07
ごみつさん☆
「第9軍団のワシ」はチャニングがカッコよかったですよね♪
だいぶ前に見たのですが、リンクを張りましたので良かったら見て下さい♪
森の中の部族がいかにも野蛮人に描かれていてなかなかでした(笑

「超高速~リターンズ」は私も同様にガッカリでした。
超失速・・・と書いていました。
https://nor-madame.at.webry.info/201609/article_1.html

「ピカチュウ」は私はTVで吹き替え版を見ました。娘に録画を頼まれたのに気付かず酷く怒られたところです。
逆にレイノルズ版も見たいな~☆

「トランスフォーマー」ものは私も途中リタイヤして、その後も何度もチャレンジしますが結局途中で寝てしまって、見たのか見てないのか・・・?
「アップグレード」気になります。トムハ似の主人公楽しみ♪
ごみつ
2020年06月04日 00:06
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは!コメントとリンクも有難うございます。

「第九軍団」は、公開当時、劇場でご覧になってたんですね。チャニング・テイタムが魅力的なので(J・ベルも)最後まで緊張感もって楽しめました。

言葉に関しては、この時代、英語はまだ出来上がってないんですよね。ゲルマン民族の大移動ってやつの後、ゲルマン系の言葉からうまれたみたいです。
古英語の辞書ってあるんですが、今の英語とは全く違ってて読めないです。日本の古語みたいな感じ。

この映画の頃は、あの原住民はケルト人なんだと思います。だからケルト語なのかな?

「参勤交代2」はガッカリでしたね~。ホント、超失速でした。(笑)まあ、気楽にほのぼのと鑑賞出来るのは良かったですけど・・。

「ピカチュウ」子供向けだし、まあまあ楽しかったですよね。ピカチュウがモフモフしてて変な顔したりするのが可愛かった。

特撮映画がこれほど好きな私なのですが、同じく「トランスフォーマー」は眠りそうになっちゃうんですよ。何でなんだろう。ロボットなのに生命体っていうのが気に入らないのかもしれません。マジンガーZみたいなのが好きなのです、私は。(;^ω^) 操縦して欲しい。

2020年06月04日 22:44
ごみつさん、こんばんは。
先月もたくさんご覧になりましたね~
私はこの中では、たぶんトランスフォーマーとマイティ・ソーは見ているかな?
でもほとんど覚えていません。^^;

人生模様と、ことの終わりが気になります。
でもことの終わりは原作の方がよかったのですね。
読んでから見るか、見てから読むか...
ごみつ
2020年06月05日 00:09
セレンディピティ さん

こんばんは。
5月は久しぶりの大型連休がとれたので、本数も多く見れました。
実はあと、錦之介映画が2本あるのですが、それは1本づつ記事にする予定で~す。!(^^)!

「トランスフォーマー4」は、恐竜がたのロボットが出てきて、中国で大暴れする映画、「ダーク・ワールド」は太古に世界を支配していた奴らが世界をダークワールドにしようと企む話でした。私もちょっとしたらまた忘れそうです。(;^ω^)

「人生模様」は今一つ、パっとしない映画でしたが、オムニバスになってるので、楽しめました。O・ヘンリーの短編、読みたくなります。あと、スタインベックが映画のナヴィゲーターやってて、「こんな事もしてたんだ~」と驚きました。
「ことの終わり」は迷ってるなら、映画から見た方が良いかも。原作読むと、映画は絶対に物足りなく感じちゃいます。
kinkacho
2020年06月06日 18:04
ごみつさん、こんにちは。
ただ今、ローマ帝国の振り返りの真っ只中のkinkachoです。
キリスト教化のあたりまで振り返ったところです。
世界最強軍団のローマ軍に関しても振り返ってまして、ちょっと軍制を詳しく調べたいところです。
最強は東方軍なのか、西方軍なのか、ライン軍団か、ブリタニア軍団なのか悩んでいます。
第9軍団の鷲、どこかで探して見ます。
ごみつ
2020年06月07日 00:11
Kinkacho さん

こんばんは!
今は、ローマ帝国の復習中なんですね。楽しそう~!
ローマ帝国って、興味がつきませんよね。私もきちんと勉強したい!と長年思いながらまだとりかかれてません。(;^ω^)

ローマの軍のシステムについて解説した本があったら、専門的だけれど、研究したらとても面白そうですね。

この映画の原作は児童小説で岩波少年文庫から出てるんですよ。私も未読なのですが、読むのには少し物足りないかも?
映画はまあまあ面白かったです。
だぶるえんだー
2020年06月07日 22:35
ローズマリー・サトクリフの小説ですと、辺境のオオカミが面白かったですよ。合戦場面に不気味な説得力がありまして。サトクリフ先生は女性ですし、おそらく実戦経験はないと思うのですが。
たったいま思い出したんですが、こどものころ遊んだゲームブックで第九軍団のワシに似た作品があったのです。著者は日本人でした。きっと参考にしたんでしょう。
前にもちょっと書きましたが欧州の人は紋所にワシを入れることが多かったようです。でも鷹は人気がなかった。ぼくはその話を読んだとき首をひねりました。ワシと鷹をどうやって区別するのだ。と。のちに知ったのですが、ちょっとした工夫があるのだそうです。
ごみつ
2020年06月08日 00:29
だぶるえんだー 様

こんばんは。
「辺境のオオカミ」って、「第九軍団」と同じく、ローマン・ブリテンシリーズの1作ですよね。
面白そうだな~。いつかサトクリフ女史の本、読んでみたいです。

「第九軍団のワシ」と同じテーマで、「センチュリオン」っていう映画があるんですよね。近いうちにそっちも見てみようと思ってます。

ところで、鷲と鷹の違いって!?確か、基本的には同じ種類の鳥なんでしたよね。大きさでしょうかね?