春と修羅

宮沢賢治著 青空文庫 電子書籍
☆☆☆☆

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宮沢賢治童話全集の記事の時に触れましたが、「シン・ゴジラ」の中で、牧悟郎博士がプレジャーボートに残した遺留品の中に、宮沢賢治の詩集「春と修羅」がありました。

https://22596950.at.webry.info/201912/article_10.html

「春と修羅」は全部で三集あるのですが、書籍のかたちとしては絶版となっていて、抜粋された詩集だけが現在入手可能。

「本がね~よ~!」と思っていたところ、青空文庫で全巻無料なのを見つけ、Kindleで読みました。実はかなり前に読み終わっていたのですが、これね、この詩集ね、めっちゃくちゃ難解です。(-_-;) で、どう記事にして良いかわからずにいましたが、わかんなかったっていう記事にするしかねーなと腹をくくりました。(笑)

そもそも、使われている言葉がわからないし、漢字が読めません!!ドイツ語も交じってます。(-_-;) かように、日本人は昔の言葉を忘れ去ってしまってるんですよね、仕方のない事でしょうが。

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なので今回電子書籍で読んだのは大正解でした。辞書機能があるので、すぐに調べられるし、そもそも漢字が読めないので、辞書機能なかったら途中で読むの諦めてたかもです。訳注がついていたとしても、これ膨大な訳注になっちゃったんじゃないかな。

そしてこれまた、詩があまりにも抽象的で、何を表現しているのかがわかんないんですよ。苦しみながら(笑)、読んでたのですが、詩のリズムっていうか、特徴に慣れてくるとそれなりに楽しんで読める様になったのは不思議でした。ま、全然わかんないんですけどね。

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とにかくこの「春と修羅」詩集の中で有名なのは、タイトルにもなっている「春と修羅」で、牧悟郎博士は、「自分は修羅道を行く」というメッセージをこの詩に託したんだろうか?と思いました。この詩の内容からして、この世が修羅の世界になるという暗示(なるんだけど)ではないと思う。

序文となっている「春と修羅」、そして妹との死別を描いた「永訣の朝」が掲載されている第1集だけでも是非いかがでしょうか?彼の児童文学の世界のベースとなっているものが、この詩集にはあると思います。ただ非常~~に難解ですのでご了解の上。(;^ω^)

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それにしてもこの詩集はやっぱり紙の本で持っていたいな~。気楽に読み返せないんですよね、電子書籍は・・。

さて、これ「春と修羅」の朗読です。木村多江さんが読んでて素晴らしいし、彼の詩の世界を感じていただけると思います。こういう朗読って良いですね。アマゾンオーディブルとかもプライムタイトルがあればな~。寝ながら聞けて良いよね。

宮沢賢治  春と修羅  朗読:木村多江
https://www.youtube.com/watch?v=u22uI6mxCJY


シン・ゴジラ - 長谷川博己, 竹野内豊, 石原さとみ, 高良健吾, 松尾諭, 市川実日子, 余貴美子, 國村隼, 平泉成, 柄本明, 大杉漣, 庵野秀明(総監督), 樋口真嗣, 庵野秀明
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この記事へのコメント

2020年07月29日 21:45
ごみつさん、こんばんは。
「春と修羅」は絶版になっているのですね。
「蜜蜂と遠雷」というピアノコンクールを題材にした小説の中で
この「春と修羅」が課題曲のひとつになっていました。
(日本の現代作曲家が作った曲という設定)

(ちょっとネタバレになりますが)
ちゃんと宮沢賢治の詩と向き合って、解釈して演奏した人が
特別賞を受賞するという結果になっていましたよ。

私は小説しか読んでいないのですが、映画では
どんな曲になっているのかな~と想像をふくらませていました。
映画はいずれ見るつもりですが、そうしたら
もとになった詩を青空文庫で読んでみたいです☆
ごみつ
2020年07月30日 01:14
セレンディピティ さん

こんばんは。
「蜜蜂と遠雷」に、「春と修羅」の曲が出るお話、前にもされていましたよね。
気になっていながらまだ未読ですが、映画もあわせてとっても気になっています。

「春と修羅」の難しさは、宮沢賢治が基本的に理系が専門の人だからな感じでした。
科学用語みたいなのがカタカナじゃなくて昔の漢字言葉で出てくるので、そこでつまずいちゃうんですよね。

言葉の意味がわかっても理解できない内容が多くってすごく難解でした。(;^ω^)
そうでなくても詩の解釈って難しいですよね。やっぱり感性も大切なのでしょうね。

「春と修羅」3部作そのものは今、書籍では入手できないみたいです。有名な詩をピックアップした選集は出てました。
もし読まれるならとりあえず第1集だけで良いと思います。妹との死別を描いた詩は心を打ちますよ。映画鑑賞後にでも是非!