NHK大河ドラマ 平清盛 その2

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源氏平家をはじめとした武士、それと貴族、皇族、はたまた庶民階級に至るまで、このドラマにはたくさんの人物が登場します。

色々な人気俳優達が、様々な役を演じるところを楽しめるのも大河ドラマの魅力の一つですが、この「平清盛」は際立った演技をする方が何人もいらっしゃいました。

その中から私が特に感心した人物を何人か。

今回、私が一番心を掴まれた人物は、清盛の長男、平重盛です。今回のベストアクター賞です!演じてる窪田正孝、彼、役者として本物だと思った。もうこれから彼には大注目です。非常に真面目で、皇族達と父親の清盛の間に入って、非常に苦しむ姿が見ていて胸に迫りました。

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その次は何と言っても松田翔太演じる後白河法皇ですね!もうクセがありすぎてとにかく一筋縄でいく帝ではありません。ちょうど清盛と同世代でもあり、後白河帝がいなかったら、宮廷はもっともっと清盛の思うがままにされてたんじゃないでしょうかね。清盛の義理の妹の滋子(成海璃子)と恋仲になり結婚、彼女が生きている間は平家との関係は良好でした。

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平忠盛を演じた中井貴一は安定の素晴らしさ。この父親に育てられたからこそ、その後の清盛がある。お話の序盤を完全に支えてくれました。

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お話の序盤と言えば、当時権力を欲しいままにしていた白河法皇を演じた伊東四朗も凄かったです。白河法皇は50年以上も君臨して「現(うつつ)に生きる物の怪」と呼ばれていた。清盛の実の父親であり、清盛に「そなたにもこの化け物の血が流れているのだ」と告げます。

ニン!って言いそうですが、言いません。

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藤木直人演じる西行。もとは佐藤義清(のりきよ)という武人であり歌人でしたが、鳥羽院の正妻(三上博史)である璋子(檀れい)と関係を持ってしまった事から出家する。清盛の友人でもありこの物語の最初から最後までを見つめ続ける人物。

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井浦新演じる崇徳上皇 すっごい可愛そうな天皇で、璋子と白河院の不義の子であり、父親である鳥羽院から疎まれる。その後も様々な策略にあい、やがては都を追われ、実子を殺されるに及んで、怨霊となる。瞬間的にホラー映画になるんですよ、このドラマ。

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阿部サダヲ演じる信西。己のアイデンティティーに悩んでいた清盛に、世界を見る広い視野を教えてくれた人物。源氏によって殺される。信西の吊るされた首を見た清盛は源氏を滅ぼす事を誓う。

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京本政樹演じる藤原秀衡!出てきた時、「おぉぉ・・」って感じでした。東北でまわりに邪魔されずに莫大な財を蓄えていた。私、中尊寺金色堂、行った事あるんですよ。何だかしみじみしました。

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そして最後に清盛の腹違いの弟、平頼盛(西島隆弘)。彼は清盛が嫌いで、これまで何度も反抗的な態度をとってきたが、都を福原へ遷都するという計画を聞かされた時、「途轍もないことをしでかす兄を持った弟」としての宿命を受け入れる。頼盛は、忠盛と池禅尼との間のただ一人残された息子だったため、清盛からどんな事をしてでも生き残って血筋を残せという命を受ける。

壇ノ浦の時、ただ一人、一門から離れ鎌倉様(源頼朝)に投降。頼朝に「後悔はないのですか?」と聞かれた時の「平家は常に一蓮托生です」っていう言葉には心が震えました。

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魅了的な人物、俳優さんはまだまだたくさんいました。機会があれば、是非このドラマの鑑賞いかがでしょうか?

まあとにかく歴史は本当に面白いです。

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この記事へのコメント

lingmu
2020年08月15日 11:29
ごみつ様

去年、友だちに連れられて、逗子にある「六代御前の墓」に行きました。
私も知らなかったのですが、六代御前というのは、あの維盛の嫡子で、最後に生き残った平家直流の末裔なんです。源氏に捕まって出家したのですが、ついに処刑されてしまったそうで、その処刑した川の近くの、今は住宅地の中にあります。

年を経たケヤキの木が守るように立っていて、そこだけが周りから隔絶したようで、不思議な雰囲気でした。

私は、平家は、橋本治の「双調平家物語」で読んだので、ちょっと正統的じゃないんですが、とても面白かったです。すごく長くて14巻くらいだったかな、何しろ
玄宗、楊貴妃のあたりから説き起こしていて、本朝の話も大化の改新以前から始まってるので、肝心の平家が出てくるのはやっと7、8巻目という悠長さ!
だけど、作者独特の解釈が入っていて、面白かったです。

「源氏物語」を読んでいらっしゃるとのことですが、誰の訳ですか? もしかして原文? 私は昔、与謝野晶子訳で読み、その後、これも橋本治の「窯変源氏物語」を読みました。それから大和和紀の「あさきゆめみし」も。

「源氏」は、人によって描き方が様々なので、楽しいです。

ごみつ
2020年08月16日 01:02
Lingmu 様

こんばんは。コメント有難うございます。

清盛が白川院だったとすると、彼は平氏の血をついでいないので、六代御前は清盛の血筋の最後の一人だったんですね。(Wikiで読みました。)
本当の平家の血筋である、頼盛の子孫はほそぼそと続いてはいったみたいです。
歴史の跡地を訪ねる時には、その背景を知って行くと、過去に思いを馳せさせられますよね。

平家物語は、河出書房から出ているのを購入しようかと思ったり、大作は電子書籍で読んだ方がラクなので、電子版を買うか今検討中です。
やっぱりオリジナルの現代語訳にします。橋本治さんの版も凄く楽しく読めそうですね。

源氏物語は、キンドルで与謝野晶子訳が無料だったので、今、それを読んでいます。二十五帖の「蛍」を読み終えたあたり。玉鬘の話で、そろそろ源氏の魅力に陰りがみえはじめた・・っていうあたり。
あらすじと登場人物紹介のガイド本も購入してあわせて読んでます。なかなか面白いです。古文で読むのはミッションインポッシブルです。(笑)

後追いで「あさきゆめみし」も読もうと思ってます!(*‘ω‘ *)
ごみつ
2020年08月16日 01:04
Lingmu 様

すみません、訂正です。

× 清盛が白川院だったとすると

〇 清盛の父親が白川院だったとすると

(>_<)
kinkacho
2020年08月18日 09:41
ごみつさん、こんにちは。
この清盛のドラマ、割と好きでした。というか、ここら辺の武士の台頭の話が好きです。貴族→上皇→武士と権力が移行する歴史の転換期なのですが、案外、白河上皇の女癖が根底あったり、後白河上皇がぼんくらたったのに案外やり手という、個人の資質が権力を移行させてたのに笑いがこみ上げます。
でもねえ、昔の新平家物語には勝てんのですよ。kinkacho的にはね。
ごみつ
2020年08月19日 00:49
Kinkacho さん

こんばんは。
Kinkachoさんも「清盛」ご覧になってたんですね。面白かったですよね。

私はあんまりこの時代の事知らなくて、それが主な理由で鑑賞してみたのですが、色々と勉強にもなりました。
よく知ってみると、面白い時代ですよね。

次はこれまた知らない、室町時代を知りたいので「太平記」を見ようかな~~と思ってます。

いや、でもKinkachoさんも「新平家」見てたのですね~~。総集編でも良いから私も見ようかな~。キャスト、めっちゃ渋いし!(>_<)
kinkacho
2020年08月19日 10:26
ごみつさん、再びこんにちは。
太平記も是非見てください。
kinkachoの好きな真田広之が主演で、お上(後醍醐天皇)が片岡孝夫時代の仁左衛門さんなんです。
お上崩御の回は「私たちの太平記は終わった...」と大騒ぎでした。
そして、南朝のあった吉野が身近なので、その地に立って感慨によくふけります。
ごみつ
2020年08月19日 22:35
Kinkacho さん

こんばんは。返信有難うございます。

Kinkachoさん、太平記もごらんになってたんですね。これ、もう30年近く前の作品なんですね~。

そうそう、後醍醐天皇が凄く興味深い人物なので、それもあって、是非これ見たいんですよね。ミッキー吉野も後醍醐天皇が大好きで、自分のバンドにゴダイゴってつけてますしね。(*´з`)

平家気分がちょっと落ち着いたら、次は「太平記」に決めました!その次に「義経」かな・・。色々見てない大河多いので迷います。

歴史ゆかりの地は思い入れがあると、感慨にひたれますよね。以前、修善寺温泉に行った時、源氏ゆかりの地がたくさんあって観光巡りしたのですが、歴史を何も知らなかったので勿体ない事をしました。

あちこちで真っ白な蟹を見かけて、これが源氏蟹か?と友達とふざけたりしました。修善寺、素敵な温泉町なのでまた行きたいです。
2020年08月22日 00:16
ごみつさん、こんばんは。
ドラマはほとんど見ないので、
大河ドラマも最初から最後まで通して見た事がないかも...ですが
NHKが気合を入れて、一年がかりでじっくり作っているので
見応えがあるでしょうね。
俳優さんたちも豪華ですし、サイドエピソードも気になります。

窪田正孝さん、若手の人気俳優さんという認識しかなかったのですが
ごみつさんが高評価で、へ~っとなりました。
彼の出演作、何か見てみたくなりました。
ごみつ
2020年08月22日 01:55
セレンディピティ さん

こんばんは。コメント有難うございます。

大河は歴史好きだと、やっぱりかなり楽しめます。
昔はけっこう見てたのですが、しばら~く見てなくて、最近また連続して見ていますが面白いですよ。

窪田正孝、朝ドラの「エール」での演技をチラっと見て、良い俳優さんだなと思ってたのですが、この清盛の演技はホントに素晴らしかったです。歴史劇は最近の若い役者さんには凄く難しいと思うんですが、重厚なお芝居を見せてくれました。

マンガ見てないからあれなんですが、「東京喰種」も見てみようかな・・。ちょっと注目してます。(*‘ω‘ *)
だぶるえんだー
2020年10月07日 17:47
  わたしはこのドラマを見ていないのですが、興味をひかれました。対馬の名族、宗氏を御存じでしょう?あの家は平家の落人の末裔らしいです。国史大事典はこの説を後世のコジツケと断言していましたが。
  海の彼方に落ち延びた平氏もいたかもしれません。コネがあったでしょうから。ベトナムに近い辺りに流れ着き穏やかに生涯を終えたひともいたのでは。源義経ジンギスカン説よりは説得力があるでしょう。賢いものなら、近畿方面の戦況が絶望的になった時点で亡命先を探し始める。真相はわかりませんが。
  北方謙三というひとが太平記ものをいろいろと書いていますよ。試してください。
  
ごみつ
2020年10月09日 01:36
だぶるえんだー 様

こんばんは。
コメント有難うございます、

この大河、視聴率は低かったのですが、評価はけっこう高いみたいです。
私も大いに堪能し、勉強にもなりました。

滅亡後の平家に関しては伝説がたくさんありそうですね。清盛は宗と貿易をしていたので、大陸へ落ち延びた者もいたかもしれませんね。

北方謙三さんの歴史ものは「水滸伝」を読んだのですが、ちょっと肌がわなくて・・。日本の歴史ものならしっくりくるかな~?

それにしても歴史はホント面白いですね。また時々でも色々教えて下さいませ。(*'ω'*)
だぶるえんだー
2020年10月18日 00:40
  視聴率が低いのに高評価とは不思議ですね。知る人ぞ知る傑作なのでしょうか。北方先生の作品は、短めのもののほうが良いように感じます。大長篇はやや劣る。
  思い出した。若き日のシャーロック・ホームズが日本人亡命者に柔術を教わる短篇小説がありましたよ。戊辰戦争で祖国を追われたひとに。これはまずまず面白かったです。武芸を学んでいる人は好まぬかもしれませんが。
ごみつ
2020年10月18日 01:31
だぶるえんだー 様

視聴率は悪かったけど高評価のドラマとか、興行収入は悪かったけど名作映画とか、時々ありますよね。

「平清盛」の次は大河ドラマの「太平記」を鑑賞しようと思ってたのでsが、今、また中華歴史ドラマを見ています。秦の昭襄王のドラマなのですが面白いですよ。

ところで、シャーロック・ホームズに日本人が登場する短編があるんですか?コナン・ドイルのですか?どれだろう。('Д')
だぶるえんだー
2020年10月18日 08:42
  すいませんことばが足りなかった。昨夜紹介した作品は、パスティーシュというかスピンオフと言うか外伝というか、そんな作品です。ファンが新しく書いたやつ。漫画家なら二次創作と呼ぶでしょうか。
  中華歴史ドラマは多彩なのですね。秦と聞くとわたしは始皇帝の名しか浮かびません。
ごみつ
2020年10月20日 00:52
だぶるえんだー 様

こんばんは。
ご返信有難うございます。

やっぱり二次創作だったんですね。ホームズは二次創作や別の作家が書いた作品がたくさんありますよね。

中国の歴史ドラマ、面白いんですよ。昭襄王は始皇帝の曽祖父です。この王が秦の力を盤石にして、それあっての始皇帝なんですよね。面白いエピソードてんこもりですよ。(*'ω'*)
だぶるえんだー
2020年10月20日 20:35
  ほほお。そうでしたか。曾祖父と言うとはるか彼方のイメージですが、あの時代です。今で言うとおじいちゃん程度だったでしょうね。みんな早くにこどもをつくる。秦は塩の大産地をつかんで飛躍したと聞きます。もしや昭襄王がその奪取に成功した君主でしょうか。
  シャーロック・ホームズと柔術の物語、まずまず楽しかったですよ。たしか伊吹秀明というひとが書いていました。時代小説家の中には武芸を学ぶ人が多かったと聞きます。書いているうち燃えてきたか。あるいは、小説を書き始める前から学んでいてそれを活かしたか。
ごみつ
2020年10月21日 00:48
だぶるえんだー 様

こんばんは。

曽祖父(ひいおじいさん)は、今でも普通にけっこういますもんね。
私の叔母も、孫に子供が出来てひいおばあさんだし、うちの甥にとっては祖母はひいおばあさんでした。(;^ω^)

伊吹秀明さんの作品って「シャーロック・ホームズの決闘」っていう作品みたいですね。面白そう。機会があったら読んでみますね。ご紹介有難うございます。