ミッドウェイ

Midway
2019年/アメリカ・中国・香港・カナダ (監)ローランド・エメリッヒ
(演)エド・スクライン パトリック・ウィルソン ウディ・ハレルソン ルーク・エヴァンス アーロン・エッカート ニック・ジョナス 豊川悦司 浅野忠信 國村淳 デニス・クエイド ルーク・クラインターク キーアン・ジョンソン ブレナン・ブラウン ダレン・クリス マンディ・ムーア
☆☆☆★★★

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https://midway-movie.jp/

1941年12月7日の真珠湾奇襲から1942年6月のミッドウェ海戦を描いた作品です。

予告を見た時に、監督はローランド・エメリッヒだし、これCG満載の恐らくはマイケル・ベイの「パール・ハーバー」(2001年)みたいな映画だろうなーと大きな期待はしていなかったのですが、戦争映画が好きなもんで劇場へ。

ちなみに「パール・ハーバー」も自分のアンビバレントな感情を色々と呼び起こされて決して嫌いな映画ではないんですけどね。

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私、エメリッヒの黒歴史と言われている初のアメリカ版ゴジラは結構好きなんですが、大ヒット作の「インディペンセンス・デイ」が大嫌いなんですよね。「デイ・アフター・トゥモロー」も好きじゃないし、「紀元前1万年」に至ってはサイテー映画だった。(笑)

ところが鑑賞してビックリ!これなかなか良かったです。何でこんなに評価が低いのかわかんない。恐らく相当細かいところまでチェック入れてるミリタリー好きな方の評価が悪いんじゃないか・・って気がしています。

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日本側の描写がやっつけすぎるっていう感想も多くみかけましたが、これアメリカ映画なんだから仕方ないでしょう。日本、お金全然出してないんだもん。

オープニングクレジットで、この映画の出資が中国だとわかって、「え、このテーマの映画で何で?」って気持ちになりましたが、日本の描写も決してそんなには悪くない気がしました。

米陸軍航空隊のドーリットル(中佐)隊による初の東京空襲の後で中国のシーンが入るのは仕方ないでしょうね。

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米海軍のカリスマパイロットだったディック・ベスト大尉の描写をストーリーの骨子にすえて、物語を進行させていってるのも、無駄にストーリーが政治的に重たくならなくて良かったと思いました。

ミッドウェー海戦の全体像だけでもサクっと掴んでおこうと、1976年アメリカ映画「ミッドウェー」を再見したのですが、映画としてけっこう鈍重で重たいんですよね。それに比べると現代的にサク~~っと人間ドラマ部分が進んでいくのがまず良かった。

偏るといけないので1960年の日本映画「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」も見たのですが、この2本の感想はまた後日。

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この2本を見ていたおかげで、スムーズに映画の流れにのっていけたのは良かった。新潮選書、森史朗氏の「ミッドウェー海戦」全2巻も買ったので、こっちも読んだら記事にします。

一番心配していたCGでの戦闘シーンですが、CG技術があがっている事もあってゲームみたいな映像じゃなくなってるのが凄い。何より、本当に危ない撮影をしていないんだっていう安心感もありますよね。

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私はかなり気にいりました。

たださ、太平洋戦争もの見てるといつも思うんだけど、あんなに美しい場所で戦争しないでくんないかな・・っていう気持ちにもなるのは確かです。

この映画のこの1曲

エンドクレジットでこの曲の映像が流れてるのにゾロゾロと席を立つ人達って、絶対映画ファンじゃないワ!(涙目)

All Or Nothing At All

https://www.youtube.com/watch?v=4NfvJYHHZX4


ミッドウェー海戦〈第1部〉知略と驕慢 (新潮選書) - 森 史朗
ミッドウェー海戦〈第1部〉知略と驕慢 (新潮選書) - 森 史朗

ミッドウェー海戦〈第2部〉運命の日 (新潮選書) - 森 史朗
ミッドウェー海戦〈第2部〉運命の日 (新潮選書) - 森 史朗

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この記事へのコメント

2020年10月08日 00:30
ごみつさん、こんばんは。
この作品は、今公開されているのですね。知らなかった~
豊川悦治の山本五十六って想像がつきませんが
ちょっと見てみたいです。

エメリッヒ作品はほとんど見たことがないですが
「デイ・アフター・トゥモロー」は数年前に見て衝撃を受けました。
一見荒唐無稽なようで、意外とちゃんと
科学的根拠に基づいて作られているなーと感心したりして。

本作もいずれ見てみようと思います。
ごみつ
2020年10月09日 01:46
セレンディピティ さん

こんばんは。

この映画、架空の人物は出てないですし、わりと本格派映画でしたよ。
「こんなあり得ないアクションシーン脚色で入れないで良い!」と思ったシーンも後から調べたら史実でビックリしました。

トヨエツの山本五十六、そう悪くなかったですよ。山口多聞中将を浅野忠信、南雲忠一大将を國村隼が演じてて、他の日本人は日系の方ばっかりみたいで、日本語が少し変でした。ちょっと残念です。(;^ω^)

テレビ放映でもありましたら是非。あと、エメリッヒの「ゴジラ」凄く馬鹿にされてますが、ジュラシックパークみたいで面白いんですよ。こっちも機会ありましたら~~。



kinkacho
2020年10月09日 12:21
ごみつさん、こんにちは。
漸く映画館も新作を公開し出しましたね。そろそろ映画館へ行きたいところですが、行きつけのシネコンが閉館になり映画館難民なのでどうしたものか思案中です。
とりあえずの目標は「デューン」なんですよね。原作が好きなので❗
ごみつ
2020年10月09日 22:59
Kinkacho さん

こんばんは。
私も最近はもっぱら歩いていける(20分ほど)シネコンばかり行っていて、電車で劇場へ行くのはほぼ冒険って感じです。(笑)
引っ越し前は上野も銀座も近かったので、カルチャー環境はかなり劣化してしまってます。

近くに映画館がないのは辛いですよね・・。

「デューン」は私もすっごい楽しみです!どんな映像になってるかな~~。(*´ω`)
2020年10月09日 23:46
ごみつさん☆
私もあまりいい評判を聞かなかったので、実はパスしちゃっていました。
中国人虐殺のシーンとかは、やっぱり中国が出資なら入れたかったんでしょうね…
それにしてもしっかりと予習なさって素晴らしいデス。
同じ戦争でも描き方が違うと、こういう考え方もあったのね・・・と勉強になりますよね☆
ごみつ
2020年10月10日 00:47
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは。
コメント有難うございます。

この作品、おおよそ史実にのっとって、日米ともに公平な目線で描かれてるので、入門としてよく出来てると思いました。
もしテレビ放映でもありましたら是非。

中国のシーンはそんなに長くはないんですよ。中国がお金出してるわりには非常に控えめでした。

1976年の「ミッドウェー」は昔見たのですが、面白くなくてすっかり忘れてたので見返しました。日本映画の「太平洋の嵐」はなかなかの傑作映画でしたよ。(*´ω`)