十二単衣を着た悪魔

2020年/日本 (監)黒木瞳
(演)伊藤健太郎 三吉彩花 伊藤沙莉 田中偉登 MIO YAE 手塚真生 LiLiCo 細田佳央太 戸田菜穂 ラサール石井 伊勢谷友介 笹野高史 山村紅葉
☆☆☆★★

top_sp.jpg

https://www.juni-hitoe.jp/

ちょっと前に「源氏物語」(与謝野晶子現代語訳)を読了したんですよ。

日本の古典には昔からあまり興味がなくて、教養のために読んでおくか・・くらいな感じだったのですが、もう凄かったナ、これ!

私の読書体験の中でも恐らくトップレベルの衝撃と感動を有難う!っていう作品でしたのでなかなか記事に出来ずにいるのですが、年内にはとりあえずの感想だけでも書こうと思ってます。

そんなワケで、この映画も見に行こう!と決めてたのですが、主役の伊藤健太郎がひき逃げ事件を起こしてしまい、しかも伊勢谷友介も桐壷帝の役で出てるもんで、公開が危ぶまれましたが無事に公開になって良かったです。(そもそも、キャストが問題起こすと、その作品そのものが封印されそうになる風潮自体がおかしいと思うよ。)

原作は内館牧子の小説。ひょんな事から源氏物語の世界に入り込んでしまったフリーターの青年が、弘徽殿女御のもとでなぜか陰陽師として仕える事になる、異次元タイムスリップ物語です。

「源氏物語」の第1帖「桐壺」で、光源氏の将来を予言した高麗人がいるんですが、伊藤健太郎の役はそういうスタンスって感じです。

bc766ba66fac25c2590195f705db1cae.jpg

まあそれにしても、監督は黒木瞳だし、予算もきつかったらしく衣装や舞台美術なんかもテレビドラマっぽいレベルだったし、もうちょい照明だけでも気を使えなかったのかな~って感じではありましたが、まあまあ面白かったです。

イヤな感じのする話ではないので、楽しく鑑賞出来ました。

640.jpg

そもそもこれ、弘徽殿女御視線で描かれてるのが新鮮で、女性なら痛快な気持ちになるんじゃないかな。

だって、光源氏ね、あいつね、もうホント頭くるからね。(笑)

弘徽殿女御を演じた三吉彩花、きれいだったな~。

maxresdefault (1).jpg

映画のストーリーとしては、第9帖の「葵」位までです。光源氏の正妻である葵上が、六条御息所の生霊にとり殺されてしまい、六条御息所が娘とともに伊勢へ下るのですが、そのあたりまで。

朧月夜は出ないんですよ。ちょっと残念だったな。

「源氏物語」のストーリーを知っていた方が楽しめますが、コメディテイストのファンタジーですので、知らなくても大丈夫ですよ。原作も読んでみようかな。内館牧子さんの本、読んだ事ないし。


十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 (幻冬舎文庫) - 内館 牧子
十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 (幻冬舎文庫) - 内館 牧子


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2020年11月08日 22:32
ごみつさん☆
問題児が主役じゃあ、なかなか心配でしたね。
作品には罪がないけれど、犯罪者がそれで出演料を貰うのってどうなの?とかも考えちゃいます。(既に貰った後なのでしょうけど)
ネットニュースで伊藤健太郎は仕事量に対して月給が40~50万しかもらってなくて、可哀相とか書いてありましたが、だからひき逃げしても良い事にはなりませんよね。しかもあの年齢だったら充分多いし!!
それはそうと監督が黒木瞳とは!先ずは小説を読んでみたいです。
ごみつ
2020年11月09日 00:07
ノルウェーまだ~む 様

こんばんは。
「とんかつDJアゲ太郎」も無事公開になりましたが、こっちは主役なので、公開延期かな~と諦めかけてました。

それにしてもひき逃げとは・・・。そんな事したらどうなるかかんがえなかったんでしょうかね。
事故の後、追っかけて説得してくれた人がいたじゃないですか。あの人がいなかったらもっと大変な事になってたでしょうね~。

そう言えば、事故現場はまだ~むさんのご近所なんでしたよね。ショックですよね~。

大した映画でもなかったですが、まあまあ楽しく鑑賞出来ました。(*'ω'*) 原作、気になりますよね。
2020年11月09日 21:43
ごみつさん、こんばんは。
実は私、今回の事件が起こるまで、伊藤健太郎さんて知らなかったのですよね。
映画の主役を張れるくらいの役者さんだったんですね。
まだ若くてこれからだというのに残念です。
人気絶頂だっただけに失うものも大きいですね。
黒木瞳さんが監督というのも驚きました。
舞台が華やかですし、軽いタッチで楽しく見れそうですね。
kinkacho
2020年11月10日 22:16
ごみつさん、こんにちは。
役者の不祥事で作品が封印されるのはどうなんでしょうね???
それを言ったら、監督の黒木瞳は娘の不祥事でしばらく女優として干されてますよね。
ごみつ
2020年11月10日 23:51
セレンディピティ さん

こんばんは。
伊藤健太郎は「コーヒーが冷めないうちに」に出てたので、顔だけは知ってました。後はときどきテレビで見かけて、けっこう好きだったので、本当に残念です。
まだ20代前半なんですよね。罪はきちんとつぐなってこれから立ち直ってくれれば良いけれど、けっこう大変でしょうね。

この映画、私も「え!黒木瞳が監督!?」と驚きました。「源氏物語」にはまってる事もあってそこそこ楽しめましたが、評判はかなり悪いみたい。(;^ω^)
ごみつ
2020年11月10日 23:55
Kinkacho さん

こんばんは。

昨今は、役者が不祥事を起こすとすぐに作品がしばらくお蔵入りになりそうになったり、放送休止になったりするじゃないですか。
あれが、私、ホントに嫌なんですよ。根っこは自粛警察のメンタリティーと同じな気がして。

罪は罪として法的に償えば良いワケで、作品(特に公開前の映画)は大勢が関わっていますからね。

製作費回収しなかったら死活問題にもなるし、心配になります。

ところで黒木瞳の娘の件知りませんでした。何だか闇がありそうだね。(-_-;)