七王国の騎士 <氷と炎の歌>

51e9aSi8jFL.jpg


A Knight Of The Seven Kingdoms

ジョージ・R・R・マーティン著 酒井昭伸 訳 ハヤカワ文庫

☆☆☆☆


「七王国の玉座」で語られる時代から約百年前、デナーリスから遡ること数代、前王朝ターガリエン家による統治が続くウェスタロス大陸で、諸国を遍歴して城から城へと渡り歩く〈草臥しの騎士〉ダンクと、その従者となった少年エッグ 数奇な運命を背負う二人の波乱万丈の冒険を描く。海外ドラマの最高峰「ゲーム・オブ・スローンズ」へと繋がる中篇「草臥しの騎士」「誓約の剣」「謎の騎士」の3篇を収録 (文庫解説より)


めっちゃ面白かった!娯楽小説として最高の出来だと思います。


心酔しているHBOのドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作、「氷と炎の歌」シリーズの外伝です。


ゲースロの世界からさかのぼる事、約100年前。ターガリエン家の治世下のウエスタロスが舞台。


貧しい孤児から草臥しの騎士となったダンク(長身のサー・ダンカン)と、ターガリエン家の王子であエイゴン(通称エッグ)の旅を描いた作品です。


「氷と炎の歌」は、異世界ファンタジー(ラノベと一緒にしないで下さいね)で、ドラゴンやモンスター、魔法なんかも登場する壮大かつ残酷なお話なのですが、この「七王国の騎士」は、世界こそ同じだけれど、正統的な中世騎士物語になっているのです。


3つの物語が収録されているのですが、どれも本当に面白く、なおかつ英雄譚として秀逸、ストーリーの運びも見事だし、ちょっとしたユーモア感覚も心地よい秀作です。


「氷と炎の歌」を読んでなくても、「ゲースロ」見てなくても全然OKなので、ヨーロッパ中世騎士の世界がお好きな方には是非これだけでも読んでいただきたいです。


ダンクとエッグの物語はこれからも続く様なのですが、その前にやっぱ、「氷炎」の続きをいい加減に書いてくれないと困るんだよな。(笑)


ドラマは終了しましたが、(私はまだ見終わってないのですが)、小説は別の展開になっていく様です。


早くしてくれ〜。ダンクとエッグの方でも良いから早く書いて下さい!





ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏 DVDセット(5枚組) - ピーター・ディンクレイジ, エミリア・クラーク, キット・ハリントン, レナ・ヘディ, ニコライ・コスター=ワルドー
ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏 DVDセット(5枚組) - ピーター・ディンクレイジ, エミリア・クラーク, キット・ハリントン, レナ・ヘディ, ニコライ・コスター=ワルドー

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

kinkacho
2022年03月09日 17:47
ごみつさん、こんにちは。
この小説の本編を読んだのが単行本が出た直後なので記憶の彼方...これ単品でいけるなら読んでみます。
ごみつ
2022年03月10日 01:56
Kinkacho さん

こちらにもコメント有難うございます。

これは「氷と炎の歌」を読んでなくてお全然だいじょうぶですし、ちょっとでも背景を覚えてればなおさら楽しめます。

面白かったですよ。Kinkachoさんも楽しめると思います。
けっこう分厚いですが、あっという間に読めちゃいます。😄
だぶるえんだー
2022年03月21日 14:04
ぼくはこの作品を旧訳で読みました。十年以上前に。楽しかった。よくおぼえていますよ。
さらにむかし読んだ小説で、騎士(重装備の騎兵)たちが軽騎兵の大群にもろくも敗れるくだりがありました。長所を活かせなくて。しかし優秀な指揮官(実質的にタイムスリップするような形で現れるのです)が新戦術を授け、互角以上に戦えるようになる。もちろんフィクションなのですが騎士の長所と短所が上手く描かれていました。戦史を研究しているひとなら、ちょっとちがうよとくちをはさむのでしょうけど。
ごみつ
2022年03月22日 02:13
だぶるえんだー 様

こんばんは。
コメント有難うございます。

だぶるえんだーさんもこれ読まれてたんですね。
おおもとの「氷と炎の歌」も面白かったのですが、これはお話が独立しているし、純粋な騎士物語になっていて凄く面白かったです。

このシリーズもまた続けて書いていく予定みたいなので、楽しみです。

この作品の邦訳が出たのが2016年なので6年くらい前ですが、やっぱり作品へのアンテナの張り方がだぶるえんだーさんは、凄いですね〜。😆
だぶるえんだー
2022年03月22日 18:24
  ごみつさんも僕に劣りませんよ。しかし、ごみつさんアンソロジーには興味ないのかな?と思うことがあります。いろんな作家の短篇が読めるアンソロジー、お得と思うのですが。
ごみつ
2022年03月23日 20:40
だぶるえんだー 様

こんばんは。ご返信有難うございます。

アンソロジー、好きですよ。おっしゃる通り、色々な作家の作品を1冊で読めるので凄いお得ですよね。

ただ確かにあんまり読む機会がないかも。
ホラーアンソロジーとか、色んな作家がシャーロック・ホームズ書いたりとかしてるの読んだ事あります。

おもしろうそうなの見つけたら、また何か読んでみたいな。
だぶるえんだー
2022年03月27日 14:27
  おすすめアンソロジーを探しておきます。
  そうだ。これは普通の長篇小説ですが
「エルサレムから来た悪魔」
もよかったですよ。中世まっただなかの物語でして。
ごみつ
2022年03月29日 00:22
だぶるえんだー 様

こんばんは。

「エルサレムからきた悪魔」、歴史ミステリーで面白そうですね。ご紹介有難うございます。

アンソロジーも面白うなのがありましたら是非教えていただけると嬉しいです。😄